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最終更新日:2024年4月22日

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古墳時代の考古学

古墳時代の考古学
古墳時代は、弥生時代に生成した各地の政治勢力が広域におよぶ結集を果たした日本列島の国家形成期ととらえられる。この授業では、最新の調査成果や研究動向をふまえながら、古墳時代研究の諸問題について講義する。第1~9回は、古墳時代を理解するうえでの基本的な知識や視点について講義し、第9~12回では、いくつかのテーマについてより掘り下げた内容を講義する。全体をつうじて、古墳時代の政治、社会、文化についての理解を深め、あわせて今後の研究の方向性や可能性を見いだすことを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21240218
GHS-GC6B01L1
古墳時代の考古学
滝沢 誠
S1 S2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
以下の内容により各回の授業をおこなう。 1 古墳時代研究の射程と年代的枠組み 2 弥生墳丘墓と前方後円墳 3 前方後方墳の性格 4 埴輪の起源と変遷 5 群集墳の出現と展開 6 前方後円墳の消滅と終末期古墳 7 集落と耕地 8 首長居館の構造と機能 9 古墳時代の対外交流 10 特論1:古墳から読み解く古墳時代の政治史 11 特論2:纒向型前方後円墳と帆立貝式古墳 12 特論3:古墳時代の海上交通と陸上交通 13 総括―人類史の中の古墳時代―
授業の方法
講義形式で授業をおこなう。 毎回講義内容にかかわる資料を配付する。 毎回パワーポイントを使用する。
成績評価方法
学期末に授業内容にかかわるレポートの提出を求める。 レポートの内容と授業への参加姿勢を総合して成績評価をおこなう。
教科書
とくになし。
参考書
一瀬和夫・福永伸哉・北条芳隆編『古墳時代の考古学』1~10、同成社、2011~2014年 広瀬和雄・和田晴吾編『講座日本の考古学7 古墳時代 上』青木書店、2011年 広瀬和雄・和田晴吾編『講座日本の考古学8 古墳時代 下』青木書店、2012年 滝沢 誠『古墳時代の軍事組織と政治構造』同成社、2015年 その他の参考文献については、授業時間中に適宜提示する。
履修上の注意
考古学に関する基本的な授業科目を履修済みであることが望ましい。