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最終更新日:2024年4月22日

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日本近世考古学研究

日本近世考古学研究
考古学研究では新しい領域である近世考古学とその分析と実際について理解することを目的とする。講義では、学問的範囲、研究史、分析の方法などの研究概略と実際では多くの手がかりを提供する出土陶磁器分析を通じて、具体的資料の概要とそこから看取される社会・経済・文化的諸相について論じる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21240210
GHS-GC6B01L1
日本近世考古学研究
堀内 秀樹
A1 A2
木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
・テーマ1 日本近世考古学研究1 -総論(時代・地域)- ・テーマ2 日本近世考古学研究2 -研究史- ・テーマ3 研究の方法1 -遺跡、遺構、遺物- ・テーマ4 研究の実践 近世遺跡から出土する遺物(小課題) ・テーマ5 研究の方法2 近世遺跡出土遺物を解釈する視点-情報- ・テーマ6 研究の方法3 モノの動き-陶磁器の生産・流通・消費- ・テーマ7 生産遺跡1 肥前陶磁器:民窯(唐津と伊万里) ・テーマ8 生産遺跡2 鍋島:藩窯 ・テーマ9 生産遺跡3 京都、瀬戸・美濃 ・テーマ10 流通遺跡1 水中考古学と沈没船 ・テーマ11 流通遺跡2 交易都市堺・平戸・長崎 ・テーマ12 消費遺跡1 近世城下町と江戸遺跡 ・テーマ13 消費遺跡2 武家儀礼と陶磁器 ・テーマ14 消費遺跡3 近世都市江戸の経済・消費活動 ・テーマ15 総括    近世、江戸とは?
授業の方法
講義形式。パワーポイントとレジュメなど使用。
成績評価方法
授業への参加(30%)、小課題・期末レポート(70%)
教科書
なし
参考書
・三上次男 1969 『陶磁の道』岩波新書 ・鈴木理生 1976 『江戸と城下町』新人物往来社 ・藤澤良裕 1998 『瀬戸市史』 ・大橋康二 1989 『肥前陶磁』ニューサイエンス社 ・古泉 弘 1990 『江戸を掘る-近世考古学への招待-』柏書房 ・前川 要 2003 『中世総合資料学の提唱』新人物往来社 ・堀内秀樹 2004 「廃棄する意識」『続遺跡からみた江戸のゴミ』江戸遺跡研究会 ・川口洋平 2006 「蔵と沈没船」『貿易陶磁研究』28 ・堀内秀樹・西秋良宏編 2017 『赤門-溶姫御殿から東京大学へ-』東京大学出版会
履修上の注意
参考書などを読んで新しい領域である「近世考古学」について事前に調べるのが望ましい。