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最終更新日:2024年4月22日

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人文情報学の諸相

人文情報学の諸相
この演習では、人文社会系の諸学における人文情報学的なアプローチの展開、そこでの課題や展望を、複数の専門分野の教員によるリレー形式で考える。本年度は、言語学、美術史、文化資源学の三分野を取り上げる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21240095
GHS-XX6A01L1
人文情報学の諸相
中村 雄祐
A1 A2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
(1) 言語学: Python 環境は Google Colaboratory を使いますので、受講者は UTokyo アカウントを使えるようにしておいて下さい。 イントロダクション. Pythonの概要とイタレータを使った処理、正規表現 リストとディクショナリを使い、外国語学習ツールを作る ウェブ上の資料を活用する 機械学習のライブラリを使う (2) 美術史 美術史研究における写真と画像 VRの現状と将来 文化財のデジタル復元をめぐる諸問題 デジタル画像配信規格“IIIF”を活用した研究基盤構築 (3) 文化資源学 人文学に軸足を置いた学際教育研究プログラムの展開とICT 事例紹介:歴史研究、地図アプリとまちおこし、など 研究ネットワークの広がりと更新 (4) まとめ 振り返りと展望
授業の方法
講義と討論の組み合わせを基本とする。 言語学のパートではコンピュータを使って実習する。詳細はUTOL上で指示するので読んでおくこと。 美術史のパートでは、凸版印刷、印刷博物館などVR展示の先進的な取り組みを行っている機関の見学も予定。
成績評価方法
・言語学、美術史、文化資源学、各パートのショートコメントの提出(20%ずつ全3回=60%)。詳細は担当講師の指示に従ってください。 *ショートコメントの内容は評価の対象とはしません。 ・最終レポート(40%):共通テーマ「人文社会系の諸学における情報学的アプローチ」 授業を踏まえて、自分の研究関心に即して自由に論じてください。 分量&書式:学部:A4版4ページ±1ページ.院:A4版8ページ±2ページ。書式,レイアウトは自由.
教科書
下田正弘・永崎研宣編(2019)『デジタル学術空間の作り方』. 永崎研宣(2019)『日本の文化をデジタル世界に伝える』.
参考書
楊暁捷・小松和彦・荒木浩編 (2013)『デジタル人文学のすすめ』.
履修上の注意
第二回から実習を行います。詳細は初回のガイダンスの際に説明します。