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最終更新日:2024年10月1日

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中世前期日本におけるお産の文化史:時間・力関係・知識

中世前期日本におけるお産の文化史:時間・力関係・知識/ Childbirth in early medieval Japan: time, politics, expertise
この講義は、ゲント大学のアンナ・アンドレ―ワ特任教授をゲスト・スピーカーに迎え、中世日本におけるお産について、時間・力関係・知識という観点に注目しながら論じていく。授業計画やキーワードを見れば察せられるように、中世日本におけるお産の文化史は、日本の思想や宗教を専攻する学生にとってはもちろんのこと、ジェンダー論に関心のある学生にとっても興味深い論点を多く含んでいる。本授業は、受講者にとって、欧米における日本文化研究の問題意識やアプローチを学ぶ機会となるだろう。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21240041
GHS-XX6A01L2
中世前期日本におけるお産の文化史:時間・力関係・知識
板東 洋介
S2
集中
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講義使用言語
日本語/英語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
第一回 The cultural history of childbirth in medieval Japan 中世日本における御産の文化史 第二回 Elite society and everyday life in Heian and Kamakura Japan 平安・鎌倉時代における貴族社会と日常生活 第三回 Buddhism, embryological theories, and women’s health in medieval Japan 中世日本における仏教・胎内説・女性健康 第四回 Onmyōdō and birth prognostication techniques 陰陽道と御産を巡る予測術と儀礼 第五回 Medieval medicine and women’s reproductive health 中世医師による女性生殖健康の意識 第六回 “Experienced women”: written knowledge vs. embodied knowledge 「経験のある女」: 記録された知識、肉体化された知識 第七回 The formation of expert knowledge in medieval Japan: a transcultural theory 一国の文化を越える中世日本の知識形成論(討論)
授業の方法
講義形式。受講生による簡単な発表やコメントの時間を設ける
成績評価方法
授業への参加姿勢(コメント・質問・討論の参加など)50%、 レポート又は発表50%
教科書
特に無し
参考書
講師に選択された論文(英語)と短い史料断片(漢文・日本語)
履修上の注意
日本史・文化史に関する基礎知識を有することが望ましいが、必須ではない