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最終更新日:2025年4月21日
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社会・文化人類学と民族誌
社会・文化人類学と民族誌
社会・文化人類学の主要な研究手法である民族誌(エスノグラフィー)の方法について,古典的民族誌から実験的民族誌に至るまでの良質なテクストの読解と関連する社会・文化理論の批判的再検討を通じて,専門的な観点からの理解を試み,自身の研究に応用する方法を考究する。
19世紀末以降の英・仏・北米の社会・文化人類学における社会・文化理論の展開と民族誌研究の実践を,それぞれの時期を代表する古典的・模範的なテクストや実験的テクストの読解を通じて,批判的に再検討する。特に普遍性と個別特殊性,構造と行為主体性(エージェンシー),実体論と関係論,客観主義と主観主義,モダンとポストモダン,再帰性を理論的な軸として,理論的思考と民族誌の実践との相互作用を精査する。担当教員による講義と受講者のコメント・ペーパーの紹介を交互に織り交ぜる形で個別の主題に関する批判的な理解の深化を試みる。期末レポートで自身の研究への応用の仕方を検討する。
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