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最終更新日:2024年3月15日

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文化資源としての書物 (1)

文化資源としての書物 (1)
本授業では、「文化資源としての書物」をどのように後世に伝え、継承するかということを探求する。考察対象とするのは、火災や震災そして戦争などを乗り越えてきた書物のライフサイクル、保存、修復、製本など、本のかたちをめぐる諸問題である。Sセメスター「文化資源としての書物(1)」とAセメスター「文化資源としての書物(2)」は連続している。グループワークを行うため、両方を履修することが望ましい。本授業は実際に貴重書に触れることを重視している。さまざまな年代と形態の書物を手に取り、本を次世代に伝える方法について考察することを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21235071
GHS-CR6A02S1
文化資源としての書物 (1)
野村 悠里
S1 S2
火曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
第一回目で授業概要と授業目標を説明する。グループワークを通じて、さまざまな本のかたちを調査し、本を後世に伝える方法を考察する。本授業は、2022年度図書館総合展(「文化資源としての書物」履修生ポスター発表、90年前の復興図書館展)に出展を行っており、継続して調査を行う。 第1回:はじめに 第2回:本のかたちー書物探索1 第3回:本のかたちー書物探索2 第4回:本のかたちー書物探索3  第5回:グループワーク企画と構想1 第6回:グループワーク企画と構想2 第7回:グループワーク企画と構想3 第8回:グループワーク企画と構想4 第9回:グループワーク企画と構想5 第10回:調査とプレゼンテーション1 第11回:調査とプレゼンテーション2 第12回:調査とプレゼンテーション3 第13回:まとめ
授業の方法
学生参加型の演習形式
成績評価方法
授業参加、グループワーク、課題で評価する
教科書
特に指定しない
参考書
東京大学文化資源学研究室編『文化資源学――文化の見つけかたと育てかた』、新曜社、2021年。 野村悠里『書物と製本術――ルリユール / 綴じの文化史』3刷改訂、みすず書房、2022年。 ウンベルト・エーコ、ジャン=クロード・カリエール(工藤妙子訳)『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』、CCCメディアハウス、2010年。
履修上の注意
初回の集合場所については、メールでご連絡いたします。貴重書室の利用人数が限られているため、履修を希望される方はあらかじめメール宛にご連絡ください。