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最終更新日:2024年4月1日

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美術館の未来を考える

美術館の未来を考える
 美術館の未来を大胆かつ現実的に考えるーー本演習の目的はこれに尽きる。この目的を果たすため、受講生は講師たちとともに以下の問いと向き合うーー美術館は何をする場所なのか。そこでは誰が何をしているのか。美術館はこれまでいかなる活動を行ってきたのか、今日どのような状況に置かれているのか、そして今後どの方向に進むのか。
 本演習は、文化資源学研究室と国立西洋美術館が連携して進める。初回のイントロダクションに続く第2回から第5回では、国立西洋美術館で働く現役職員二名を講師に招き、美術館が抱える現実的な課題を学び、解決策を検討する。第6回から第7回では、文化資源学研究室の教員二名が美術館を取り巻く社会環境と法制度、美術館活動の理念と変遷を提示し、参加者全員で美術館の未来を議論する。
 本演習は、少人数の受講生が、4名の講師たちと美術館の未来像をぶつけ合う場となる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21235009
GHS-CR6E01L1
美術館の未来を考える
小林 真理
A1
月曜4限、月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
第1回(10月16日)「イントロダクション」担当:松田陽・小林真理(東大文化資源学研究室) 第2回(10月23日)「展覧会の作り方と課題(1)」担当:筧奈雅子(西美) 第3回(10月30日)「展覧会の作り方と課題(2)」担当:筧奈雅子(西美) 第4回(11月6日)「保存と活用のバランス」担当:邊牟木尚美(西美) 第5回(11月13日)「保存修復の方針決定」担当:邊牟木尚美(西美) 第6回(11月20日)「公立美術館に必要とされているガバナンス」担当:小林真理(東大文化資源学室) 第7回(11月28日)「美術館活動の射程:その変遷と展望」担当:松田陽(東大文化資源学研究室)
授業の方法
講義、ディスカッション
成績評価方法
ディスカッション
教科書
特になし
参考書
第4回(11月6日)邊牟木担当「保存と活用のバランス」参考資料 公益財団法人日本博物館協会「UNESCO 国際連合教育科学文化機関『ミュージアムとコレクションの保存活用,その多様性と社会における役割に関する勧告』(2015)」 https://www.j-muse.or.jp/***** 第5回(11月13日)邊牟木担当「保存修復の方針決定」参考資料 文部科学省 「文化資源の保存、活用及び創造を支える科学技術の振興 第2章 文化資源の保存 1 文化財保存技術 ―文化資源としての文化財の修復について― (平成16年2月19日 科学技術・学術審議会・資源調査分科会報告書)」 第2章 文化資源の保存 1 文化財保存技術 ―文化資源としての文化財の修復について―:文部科学省 (mext.go.jp) https://www.mext.go.jp/*****
履修上の注意
第4~5回 博物館概論を予習・復習しておくことが望ましい。