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最終更新日:2025年4月21日

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『説文解字注』を読む

段玉裁『説文解字注』講読
後漢の許慎『説文解字』は全巻現存するものとしては最古の字書であり、篆書に基づき漢字の成り立ちを説いた文字学の基本文献である。清朝の段玉裁『説文解字注』はその注として最高峰との評価が定着している。緻密な思考の末に練り上げられた段玉裁の文章を精読することにより、文言を読み解く能力を磨きつつ、清朝における漢字学の精髄に触れる。講読箇所は巻十五の「六書」に関する部分である。伝統的漢字学の根本理論である「六書」についての段玉裁の考え方を正確かつ批判的に読み解くことを目標とする。授業冒頭で必要な知識を講義する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21232132
GHS-AS6A02S1
『説文解字注』を読む
大西 克也
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
第1回:ガイダンス 第2回:『説文解字』概説 第3回:『説文段注』講読その1 第4回:『説文段注』講読その2 第5回:『説文段注』講読その3 第6回:『説文段注』講読その4 第7回:『説文段注』講読その5 第8回:『説文段注』講読その6 第9回:『説文段注』講読その7 第10回:『説文段注』講読その8 第11回:『説文段注』講読その9 第12回:『説文段注』講読その10 第13回:『説文段注』講読その11
授業の方法
割りあてられた担当箇所について、引用文献の出典調べを行なった上で、翻訳と注釈を作成し、それに基づいてレポート、討論を行う。
成績評価方法
授業参加(報告・発言)で評価する。
教科書
段玉裁『説文解字注』
参考書
授業の中で紹介する。
履修上の注意
漢文が読めれば良く、現代中国語の能力は問わない。段注が引用する漢籍に広く目を通すことが求められる。