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最終更新日:2025年4月21日
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『説文解字注』を読む
段玉裁『説文解字注』講読
後漢の許慎『説文解字』は全巻現存するものとしては最古の字書であり、篆書に基づき漢字の成り立ちを説いた文字学の基本文献である。清朝の段玉裁『説文解字注』はその注として最高峰との評価が定着している。緻密な思考の末に練り上げられた段玉裁の文章を精読することにより、文言を読み解く能力を磨きつつ、清朝における漢字学の精髄に触れる。講読箇所は巻十五の「六書」に関する部分である。伝統的漢字学の根本理論である「六書」についての段玉裁の考え方を正確かつ批判的に読み解くことを目標とする。授業冒頭で必要な知識を講義する。
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