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最終更新日:2024年10月1日

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脳のネットワーク論

脳の情報ネットワーク論
脳は様々な領域同士が結びつき,巨大な情報ネットワークを構成している.近年,脳の情報ネットワークは,人の認知機能の生物学的な基盤の解明に大きく貢献している.本授業では,脳のネットワークを中心的なテーマとして,脳情報の解読(デコード・エンコード),ニューロフィードバック,脳刺激,神経細胞活動記録など,認知神経科学の関連分野の文献を輪読する.最近出版された英語論文(展望・原著)を購読し,その解析の原理を理解し,受講者自身が興味を持つテーマへの応用を考察してもらう.受講者には,割り当てられた発表だけでなく,積極的な質疑応答が求められる.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21230952
GHS-GC6I02S1
脳のネットワーク論
今水 寛
S1 S2 A1 A2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
主に以下のトピックを扱う 1. 脳活動計測の基礎  2. 脳のネットワークの基礎知識 3. 脳のネットワークと個人差 4. 脳のネットワークと神経・精神疾患 5. デフォルトモード・ネットワーク 6. コミュニケーションと脳のネットワーク 7. 脳情報デコーディング 8. 脳情報エンコーディング 9. ニューロフィードバックの基礎知識 10. fMRIニューロフィードバック 11. 脳波ニューロフィードバック 12. 脳刺激の基礎知識 13. 脳刺激の応用 14. 脳刺激と脳のネットワーク 15. 脳刺激の問題点 16. 神経細胞活動記録の基礎知識 17. 神経細胞活動と認知機能 18. 脳画像の施設間差 19. 脳画像のデータベース
授業の方法
輪読方式でおこなう.受講生は指定されたテキストの一部を割り当てられ,その内容をまとめた資料に基づき解説するとともに,質問に答える.当面はオンラインで行う.
成績評価方法
発表者になったときの発表の内容,質疑応答への参加,出席回数などから成績を評価する.試験は行わない.
教科書
最近出版された原著・展望論文の中から基礎的なものを選び授業中に指定する.
参考書
最近出版された原著・展望論文の中から参考になものを選び授業中に指定する.
履修上の注意
輪読方式で行うため,受講者人数に応じたスケジュール調整を行う.