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最終更新日:2024年3月15日

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葬送儀礼の変容と死生観

葬送儀礼と死生観
死に際して行われる葬送儀礼は、人々の死生観とも密接に関連しており、死生学においても重要な課題である。個人化の進む現代においては、葬送儀礼は大きく変容しており、現代の死を考える上でもその動態を含めて総合的に捉えていく必要がある。この講義では、おもに民俗学的な視点から、近現代の日本の葬送儀礼について取り上げていきたい。その際には必要に応じて近代以前の歴史的変遷や、また地域的な多様性についても含めて捉えていくことで、日本における死の文化について検討していきたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21230811
GHS-GC6H01L1
葬送儀礼の変容と死生観
山田 慎也
A1 A2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
1 死と葬儀 2 宗教と他界観 3 仏教と葬儀 4 家と葬送 5 魂の語り 6 葬列の肥大化 7 告別式の成立 8 葬祭業の展開と斎場化 9 葬法と遺体 10 墓と納骨堂 11 家内での祭祀 12 遺影と死者 13 個人化と葬送 各課題は相互に関係しているため、授業の進行に応じて変更の可能性がある。
授業の方法
基本的に講義形式である。また必要に応じてリアクションペーパー等を求める。
成績評価方法
授業への参加(出席とリアクションペーパー)と期末レポート。
教科書
配付資料を用意する。
参考書
井上章一 1984 『霊柩車の誕生』朝日新聞社 田中大介 2017 『葬儀業のエスノグラフィ』東京大学出版会 山田慎也 2007 『現代日本の死と葬儀─葬祭業者の展開と死生観の変容』東京大学出版会 山田慎也・鈴木岩弓・国立歴史民俗博物館編 2014 『変容する死の文化─現代東アジアの葬送と墓制』東京大学出版会 山田慎也・土居浩編 2022『無線社会の葬儀と墓:死者との過去・現在・未来』吉川弘文館 浮ヶ谷幸代・田代志門・山田慎也編 2022『現代日本の「看取り文化」を構想する』東京大学出版会
履修上の注意
集中して受講してほしい。