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最終更新日:2024年4月22日

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舞踊の近代化と芸術化

舞踊の近代化と芸術化 Modernization and Artification of Dance
19世紀後半から20世紀前半にかけて、西欧およびアメリカとアジア地域における舞踊の近代化がどのような相互作用のもとに進行してきたかを検討する。オリエンタリズム、女性性、身体表現の結びつきを視野に入れつつ、西欧近代の所産である「芸術」の概念が果たした政治的な役割を分析し、「近代化」なるものの多義性について考察を加える。

到達目標:西欧およびアメリカとアジア地域の関係を軸としたグローバルな近代舞踊史の理解を通じて、異文化接触や文化の動態への洞察を深め、舞踊および諸「芸術」を歴史的・政治的な視座から考えられるようになること。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21230709
GHS-GC6G01L1
舞踊の近代化と芸術化
武藤 大祐
S1 S2
木曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
1.授業の内容と進め方の説明 2.万国博覧会とアジアの踊り子たち 3.オリエンタリズムとオリエンタル・ダンサー(1)――アンナ・パヴロワ 4.オリエンタリズムとオリエンタル・ダンサー(2)――ルース・セント・デニス 5.日本の舞踊史と近代(1) 6.日本の舞踊史と近代(2) 7.インドの舞踊史と近代(1) 8.インドの舞踊史と近代(2) 9.アンナ・パヴロワのアジア巡演 10.ルース・セント・デニスのアジア巡演 11.インド舞踊の近代とパヴロワおよびセント・デニス 12.日本舞踊の近代とパヴロワおよびセント・デニス 13.舞踊の近代と「芸術化」の諸側面
授業の方法
講義
成績評価方法
講義後のコメントペーパー:30% 期末レポート:70%
教科書
なし。
参考書
鈴木晶編『バレエとダンスの歴史――欧米劇場舞踊史』(平凡社、2012年)
履修上の注意
毎回の講義で紹介する参考文献を各自で読み、理解を深めること。 必要に応じて世界史などに関する知識を補うこと。 舞踊のみならず、音楽、美術、服飾などに関して積極的に学ぶこと。