1.日本の喫茶習慣の受容過程の概観と方法論の概説
2.唐代煎茶法の受容
3.宋代点茶法の導入(平安末・鎌倉期)
4.宋代点茶法の受容(南北朝期)
5.宋代点茶法の普及(室町期)
6.宋代点茶法の変容(戦国期)
7.宋代点茶法の儀礼化(江戸初期)
8.明代淹茶法の流入(江戸初期)
9.「茶道」の確立(利休の茶聖化)
10.「千家茶道」の普及
11.明治維新と英国喫茶法の流入
12. 岡倉天心『茶の本』の二つの役割
13. 近代的芸術概念の普及と「茶道」
14. いわゆる「わび茶」とはいかなるものなのか?
15. 茶道文化のこれからをめぐって