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最終更新日:2024年3月15日

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芸術作品の存在論

芸術作品の存在論
芸術の存在論と定義論の接点を扱った論文を読むことにより、芸術の認識論、価値論との視点・発想の違いを確認することを主目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21230703
GHS-GC6G01L1
芸術作品の存在論
三浦 俊彦
S1 S2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
 「芸術とは何か」という最も基本的な問いは、「芸術の定義」と「芸術作品の存在論」という二つの別個の論題に分けられる。この二つのテーマを中心として編まれたアンソロジーからいくつかの論文を選んで輪読する。著者は、ティモシー・ビンクリー、ノエル・キャロル、アーサー・ダントー、ジョージ・ディッキー、ロバート・ステッカー、ジョセフ・マゴ―リス、モンロー・ビアズリー、スティーブン・デイヴィスら。芸術哲学の関連論題も適宜参照しつつ、議論する。
授業の方法
テキストの輪読による。テキスト所収の諸論考の中から、受講者の専門分野等を考慮して論文を選択する。 輪読テキストの第一候補として、次を挙げておく。 Timothy Binkley "Piece: Contra Aesthetics" Journal of Aesthetics and Art Criticism 35 (3):265-277 (1977) in Joseph Margolis ed., Philosophy Looks At The Arts, Temple U.P., 1987 pp.80-99 この論文以外に、受講者がとくに読みたいと思う論文を提示していただければ、そちらを先に取り上げることにする。ただし、分析的・基礎哲学的な傾向の論文を優先させていただく。
成績評価方法
出席状況と発表による。
教科書
Joseph Margolis ed., Philosophy Looks At The Arts, Temple U.P., 1987 Noel Carroll ed., Theories of Art Today, The University of Wisconsin Press, 2000
参考書
適宜指示する。
履修上の注意
芸術作品についての専門知識は必要ないが、特定の芸術形式、ジャンルについての問題意識を持っていることが望まれる。
その他
初回より対面で開講する。