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最終更新日:2024年4月1日

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カント『純粋理性批判』(1)

カント『純粋理性批判』を読む
今日なおその輝きを失わない西洋哲学史上の古典『純粋理性批判』を精読しながら、われわれの世界経験と自我の存立構造についての基礎的な問いと考察を重ねていきたい。今学期は、超越論的分析論「概念の分析論」末尾の第12節から読みはじめる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21230458
GHS-GC6D02S1
カント『純粋理性批判』(1)
古荘 真敬
S1 S2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
初回に導入的授業をおこなった後、2回目から担当をきめてドイツ語テクストを講読していく。
授業の方法
講読、演習形式で行う(各回の報告者には講読テクストの精読とその内容の解釈を試みる発表、ならびに自身の担当回の演習記録の作成が課される。受講者は、各回で取り上げる講読部分を事前に精読しておくこと。授業中は活発な討議が期待される)。
成績評価方法
演習授業における発表あるいは期末レポートによる。
教科書
Immanuel Kant, "Kritik der reinen Vernunft", hrsg. v. J. Timmermann, Philosophische Bibliothek 505, Felix Meiner, 1998.
参考書
N. K. Smith, "A Commentary to Kant's Critique of Pure Reason", Macmillan, 1918. M. ハイデガー(石井誠士・仲原孝訳)『カントの純粋理性批判の現象学的解釈』創文社、1997年 M. ハイデガー(門脇卓爾訳)『カントと形而上学の問題』創文社、2003年 P. F. ストローソン(熊谷直男・鈴木恒夫・横田栄一訳)『意味の限界』勁草書房、1987年 久保元彦『カント研究』創文社、1987年 H. M. バウムガルトナー(有福孝岳監訳)『カント入門講義ー『純粋理性批判』読解のためにー』法政大学出版局、2011年 N. Fischer (Hg.), "Kants Grundlegung einer kritischen Metaphysik ---Einfuehrung in die ›Kritik der reinen Vernunft‹", Meiner, 2010. H. Allison, "Kant's Transcendental Deduction: An Analytical-Historical Commentary", Oxford University Press, 2015. 御子柴善之『カント『純粋理性批判』』角川選書、2020年
履修上の注意
ドイツ語初等文法を履修済みであることが望ましいが、現在学習中の者であっても、受講可能である。