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最終更新日:2025年4月21日

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道徳的思考の本性について―非主流派分析倫理学入門

・分析哲学系の倫理学の基礎的知識を身につける。
・現代の道徳的問題に対して真摯に応答するとはどういうことかを考えることができるようになる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21230404
GHS-GC6D01L1
道徳的思考の本性について―非主流派分析倫理学入門
大谷 弘
S1 S2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
1. イントロダクション 2.当たり前」の点検:「法律は守るべきだ」? 3.法律に従う義務について:プラトンの『クリトン』を読む1 4.法律に従う義務について:プラトンの『クリトン』を読む2 5.言語哲学と倫理学1:ウィトゲンシュタインの言語ゲーム論 6.言語哲学と倫理学2:想像力の働きについて 7.動物倫理と道徳的想像力1:動物倫理の基礎 8.動物倫理と道徳的想像力2:一ノ瀬正樹の動物倫理学 9.倫理学のスタイル1:分析哲学と倫理学 10.倫理学のスタイル2:ヌスバウムのスタイル論 11.道徳的思考と感情:感情と理性は対立するのか? 12.問題に気付く力について:感受性理論 13.まとめ
授業の方法
基本的には講義形式で行うが、ディスカッションを取り入れる。
成績評価方法
小テスト30%、レポート70%
教科書
特になし。
参考書
・ジェームズ・レイチェルズ、スチュアート・レイチェルズ『新版 現実を見つめる道徳哲学』次田憲和(訳)、晃洋書房、2017年 ・プラトン『ソクラテスの弁明・クリトン』三嶋輝夫・田中享英(訳)、講談社学術文庫、1998年 ・大谷弘『ウィトゲンシュタイン 明確化の哲学』青土社、2020年 ・一ノ瀬正樹『死の所有-死刑・殺人・動物利用に向き合う哲学 増補新装版』東京大学出版会、2019年 ・源河亨『感情の哲学入門講義』慶應義塾大学出版会、2021年
履修上の注意
・特に予備知識などは必要としない。 ・積極的な発言を歓迎する。 ・(予習)配布プリントおよび参考書を読む。 ・(復習)授業で扱った論点について自分の考えをまとめる。