大学院
HOME 大学院 人類進化論
過去(2023年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月1日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

人類進化論

古人類学は、過去の人類が残した骨や足跡などの化石を形態学的に分析することによって、ヒトの進化史を探る分野である。化石は、いつ、どこに、どのような姿をした人類がいたかを直接的に示す唯一の研究資料だが、うまく利用すれば、人類の系統進化のみならず、成長パターン、健康状態、行動、集団構造などの諸側面にまで踏み込んで、過去の人類について知ることができる。本講義では、野外での化石探索にはじまる古人類学の研究法の基礎を学び、関連分野(年代学・古環境学・考古学・遺伝学など)の知識と合わせて、これまでに構築されてきた人類進化史の概要と、最近の主な争点について理解することを目的とする。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21230212
GHS-GC6B01L1
人類進化論
海部 陽介
S1 S2
火曜4限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
以下を目安として進める。 1)生物の進化、2)ヒトの特徴、3)人類の誕生、4)猿人、5)ホモ属の登場(原人)、6)人類の出アフリカ、7)多様化した原人・旧人、8)アジアの人類進化史、9)討論会1、10)ホモ・サピエンスの出現、11)ホモ・サピエンスの世界拡散、12)日本列島における古人類学、13)討論会2
授業の方法
講義
成績評価方法
授業中に複数回行う討論会でのパフォーマンス等で評価する
教科書
なし
参考書
『人間らしさとは何か』海部陽介著・河出新書 -047
履修上の注意
授業中の質問を奨励します。毎回授業の冒頭で、全員に前回の授業で考えたことを聞くので、復習をしてください。