大学院
HOME 大学院 情報メディア論 I:インターネット基礎
過去(2023年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年10月18日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

情報メディア論 I:インターネット基礎

インターネット基礎
本講義ではインターネットの仕組みや関連する技術を扱う。主にインターネットの基盤的なプロトコル群であるTCP/IPについて解説する。

様々なネットワークが相互に接続して構成されるインターネットにおいてどのように通信が行われているのか、普段使用しているハブやルータはどのように動作しているのか、Webブラウザによるサイトの表示(HTTP)や電子メールの送受信(SMTP・POP・IMAP)はどのように行われているのか、技術的な知識を学ぶことでインターネットをただ使うだけでなく、その動作を理解することを目的とする。受講にあたり、電子工学や情報科学の基礎知識を持っている必要はない。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21230099
GHS-XX6A01L1
情報メディア論 I:インターネット基礎
西川 賀樹
S1 S2
水曜3限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
最初にインターネットにおける通信の全体像を示し、身近なネットワークの話を交えながら各回の講義でTCP/IPの各階層について解説していく。 [イントロダクション] ・コンピュータとネットワークの歴史、インターネットの全体像 [TCP/IPの概要] ・OSI参照モデル、各階層の役割 [ネットワークインターフェース層] ・デジタル・アナログの違い、ケーブル・電波によるデータの送受信 ・同一ネットワーク内における通信(MACアドレス、半二重・全二重通信、ハブの動作) ・有線LAN(イーサネット等) ・無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax等) [インターネット層] ・ネットワーク間における通信(IPの仕組み、ルータの動作) ・DHCP、ARP、DNS、NAT(家庭でのインターネット通信を例に説明) ・通信の経路制御(ルーティング) [トランスポート層] ・TCP、UDP、QUIC [アプリケーション層] ・Webブラウザによるサイト表示(HTTP) ・電子メールの送受信(SMTP・POP・IMAP)
授業の方法
対面とオンラインのどちらでも受講が可能、教室での対面授業をZoomで同時中継するハイブリッド形式で授業を行う。
成績評価方法
期末試験
教科書
指定なし
参考書
指定なし
履修上の注意
特になし