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最終更新日:2023年10月20日

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人文情報学研究II

人文学のためのテキスト構造化・可視化
Sセメスターの人文情報学研究Ⅰに続き、デジタル環境における人文学のためのテキスト資料の扱いに関する講義と実習を行い、デジタル媒体を前提とした研究環境へと適切に対応できるようになるための基礎を涵養することを目指す。

ここでは、基本的には実習を中心に行い、受講生は、これまでに習得したテキスト構造化をさらに深めるのみならず、デジタル技術を用いて人文学の構造化資料を視覚的に描画し、それを通じて発見性を高める技法を学ぶ。そして、同時にそのことを批判的に把握する視点をも学ぶことで、多様化する資料情報を適切に理解し評価できる知見を涵養する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21230093
GHS-XX6A01L1
人文情報学研究II
大向 一輝
A1 A2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
本授業では、Sセメスターの人文情報学研究Ⅰで習得した人文学資料の構造化の概念を踏まえ、主にTEIガイドラインに関してテキスト資料のより深い構造化の理念と視点について理解することを目指し、講義と実習を行う。特に、校訂テキスト及び言語コーパスについては実例を通じた理解を目指すが、扱う事例はこれに限らず、受講生の関心にも可能な限り配慮する。 また、人文学のために構造化された資料を踏まえ、それを人文学の成果として視覚的に把握するための技術の実習を行う。可視化には静的・動的な手法が可能であり、受講生の関心の方向性に応じて注力する。そして、これを通じて、視覚的に把握することによる問題点や、視覚的な把握の困難さに対する配慮についての講義を実施する。 1. イントロダクション 2. テキスト資料の構造とデジタル化 3. 書簡と地図・年表の紐付け 4. 書簡と地図・年表の紐付け 5. 書簡における固有表現の記述 6. 構造化データの処理・分析 7. 古典籍と写本情報の記述手法 8. 古典籍と写本情報の記述手法 9. 辞書の構造化 10. 引用・注釈関係の構造化 11. 構造化データの処理・分析 12. 構造化データの処理・分析 13. まとめ
授業の方法
講義と実習の組み合わせとなる。実習については、授業で配布するソフトウェアを用いて実際に構造化に取り組む。したがって、受講生はWindows・Mac・Linux等が動作するノートパソコンを授業に持参すること。
成績評価方法
実習の成果、及び期末レポートを以て成績評価を行う。
教科書
人文情報学研究所監修『人文学のためのテキストデータ構築入門 TEIガイドラインに準拠した取り組みにむけて』(文学通信)
参考書
Nancy Ide, C. Michael Sperberg-McQueen, Lou Burnard, 「TEI:それはどこからきたのか。 そして、なぜ、今もなおここにあるのか?」『デジタル・ヒューマニティーズ』2018年12月, pp. 3-28. https://doi.org/***** 後藤真・橋本雄太編『歴史情報学の教科書』(文学通信) 京都大学人文科学研究所共同研究班編『日本の文化をデジタル世界に伝える』(樹村房) 下田正弘・永崎研宣編『デジタル学術空間の作り方』(文学通信)
履修上の注意
Sセメスターの人文情報学研究Ⅰと継続しての履修を推奨するが、単独での履修も歓迎する。必要に応じて補習を行う。
その他
下記のサイトも適宜参照のこと https://www.tei-c.org/***** (TEI P5 ガイドライン) https://wiki.tei-c.org/***** (TEI協会東アジア/日本語分科会) https://teach.dariah.eu/***** (西洋中世写本構造化のMOOC)