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最終更新日:2025年4月21日

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旧ソ連東欧の映像と文学

「旧ソ連・東欧の映像と文学」 映像の中のウクライナ、ロシア、ユーゴスラヴィア、ポーランド
旧ソ連圏(ウクライナ・ロシア等)、中東欧映画を取り上げ、映画を鑑賞するとともに、その背景 にある文学・文化について考察し、また映画を生み出した社会・歴史的な状況についても検討する。映画について映画研究の専門的な立場から分析するというよりは、映画を通じて中東欧等の貯地域の文化や歴史を学ぶことに主眼がある。授業ではなるべく広い視野からこの地域の様々な映画作品を取り上げる。
専門地域に応じてゲストを招き、解説をしてい ただくこともある。基本的には日本語を使用するが、作品やゲストによっては英語を使用することがある。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21223604
GHS-EA6F01L1
旧ソ連東欧の映像と文学
楯岡 求美
S1 S2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
初回のイントロダクションはZOOMのみで行う。具体的な授業日程については初回の授業で指示するので、必ず出席すること 1回(ZOOMでの参加可能) イントロダクション(日程表、資料配布) 原則として2週でワンセットとし、初週に映像鑑賞、2週目に講義を行う。映像鑑賞は対面で行う。 ⻑編映画を⼀本鑑賞したうえで、解説とディスカッショ ンを⾏う。(全6本を予定) 上映する映画の具体的なリストは初回の授業で配布する。 6月にシネマ・ユーゴと合同企画を行う予定。この場合、授業を2コマ続きで延長して行う可能性がある。 扱う映画は旧ソ連(ウクライナ、ロシアを中心に)、ポーランド、旧ユーゴスラヴィア(クロアチア)など。扱う作品・順番は変更になることもあるので、初回ガイダンス(ZOOMのリモート)に必ず出席してください。 予定 0.イントロダクション(ZOOM)    ウクライナのアニメの紹介(ナザーロフ『犬が一匹住んでいました』、タタールスキー『去年の雪が降った』、パイロットスタジオの不条理な作品群) 1-2.ドヴジェンコ『大地』 3-4.ヴェルトフ『カメラを持った男』他 5-6.パラジャーノフ『火の馬』 7-8.(2コマ連続)シネマ・ユーゴとの共催『Deveti Krug/The Ninth Circle)』(1960, Yugoslavia) 9-10.ポーランド『未定』 11-12.キリル・セレブレンニコフ『Лето』(2018・ロシア)
授業の方法
⻑編映画を⼀本鑑賞したうえで、解説とディスカッショ ンを⾏う。 具体的な授業日程については初回の授業で指示するので、必ず出席すること(ZOOMのみ)。 以下、基本的に授業は対面・2週セットで行う。 全部で6本x2週を鑑賞・考察し、ミニレポートを提出する。 1週目 作品鑑賞(教室) 2週目 作品について講義  ※講義後、出席者は映画鑑賞と解説・討論を踏まえ、毎回レスポンスシート(ミニレポート)を作成し、ITC-LMSに提出する。締め切りは2週間後を目安とする。出席者の間で匿名で回覧し、映像読解の多様性を確認する。  ※映像像鑑賞は対面で行う。登校できない場合は、他の作品の代替を指示することを含め、できるだけフォローする。  ※6月にシネマ・ユーゴと合同企画を行う。2コマ連続で実施する予定。詳しくは初回授業で説明する。 提出されたレスポンスシートを匿名で履修者内で回覧する。
成績評価方法
レスポンスシート(映画を批評するミニレポート)6本  ※期末レポートは課さないので、レスポンスシートが多めではあるが、積極的に取り組んでほしい。
教科書
特定の教科書は使用しない
参考書
特定の参考書は事前に指定しないが、参考文献のリストを学期始めに配布する。また授業 時に適宜補足紹介する。
履修上の注意
2週連続でワンセットの授業である。映画鑑賞時にはできるだけ教室で鑑賞することが望ましいが、無理しないで、体調等の事情があれば、楯岡までメールで連絡・相談をすること。 授業予定日は変更もあり得るので、必ず、 初回の授業に出席して、予定を確認すること。変更の際にはITC-LMSに掲示するので、確認すること。 特定の分野や言語の予備知識は必要としないが、映画だけでなく、ロシア中東欧地域の歴 史・文化・言語に関心を持っていることが望ましい。 基本的には日本語字幕のあるものを使用するが、扱う作品によっては英語字幕のみで日本語字幕が無かったり、ゲストによっては英語による講演になる場合もある。