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最終更新日:2024年3月15日
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東アジア文学史論
東アジア文学史論
漢字圏全体を見わたす文学史的展望のもとに、先秦から唐宋まで、士大夫階層を中核とする古典詩文がどのように成立し展開したのか、その特質を把握する一環として、今学期は、六朝期を中心に講義を行なう。
六朝期は、中国文学史において、その後、清末まで続く古典詩文の世界が成立した時期である。そう聞けば、それはどのようにして成立したのか、漢代までも多くの文学が書かれているにもかかわらず、ここに画期を見出すのはなぜか、古典詩文の世界とはそもそも何か、など、多くの問いがただちに浮ぶ。本授業の目標は、それらの問いについて考え、一定の知見を示すことにある。
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