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最終更新日:2024年3月15日
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東京大学の歴史資産:埋蔵文化財と文化資源
東京大学の歴史資産:埋蔵文化財と文化資源
東京大学には、実に多様な歴史資産が存在する。1877年の開学以来蓄積されてきた資料群もあれば、今日の大学敷地内で開学以前に活動していた人々が残した資料群もある。前者については大学史や各分野の学問史の研究者たちが、後者については人類学・考古学・日本史学の研究者たちが中心となって、長年にわたって地道な研究調査を進めてきた。新たな文化資料体を開拓・資源化していく文化資源学の観点からは、東京大学の歴史資産は今後さらに充実化させ、次世代に継承していくべきものである。北は北海道から南は奄美大島までの50以上の大学施設所在地を丁寧に調べれば、大学の歴史資産は一層豊かになるに違いない。
本講義では、東京大学の異なる部局に所属する教員たちが、リレー形式で東京大学の歴史資産を明らかにしていく。新型コロナ感染症の状況次第ではあるが、キャンパスツアーも実施する予定。過去から連綿と引き継がれた資産もあれば、発掘によって地中から出てきた資産もある。長らく放置されていたものに光が当たって資産になったもの、研究調査を通して今まさに資産になりつつあるものもある。東京大学に入学したのに、そこにある歴史資産を知らずに卒業していくのはもったいない。
登壇予定者(五十音順・敬称略、変更の可能性あり)は、折茂克哉(駒場博物館)、加藤耕一(工学系研究科建築史)、田村隆(総合文化研究科日本古代文学)、成瀬晃司(埋蔵文化財調査室)、西秋良宏 (総合研究博物館)、堀内秀樹(埋蔵文化財調査室)、松田陽(人文社会系研究科文化資源学)、森下有(生産技術研究所)、森本祥子(文書館)。
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