大学院
HOME 大学院 社会性進化の生物心理学
過去(2021年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

社会性進化の生物心理学

本講義では,主にヒト以外の動物を対象に、行動を進化の産物としてとらえ、脳の構造・機能,および,生態学的要因とどのように結びついているのかを概説します。細胞生物学,神経科学,行動生態学,比較認知心理学,進化心理学などの多面的視点から動物行動を捉える視点を身につけることを目指します。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21214202
GHS-SC6B01L1
社会性進化の生物心理学
伊澤 栄一
S1 S2
月曜5限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
1.進化の基本的な考え方 2.脳の進化:古い脳・新しい脳という見解の誤り. 3.学習における生態と脳の結びつき:海馬と空間学習 4ー5.採餌行動:経済的な最適解と行動選択.食う者と食われる者の拮抗:遺伝 vs 認知. 6.コミュニケーション:有利なのは受信者か送信者か. 7ー8.繁殖と性:遺伝子・生理・行動としての性.オスとメスの相容れない都合. 9.道具使用:道具使用が先か,認知機能が先か.身体形態は”こころ”の制約になるか? 10ー11.社会性1:利他性の進化(身内びいき,お互い様,目立ちたがり?). 12.社会性2:自己はどこから来た?他者の延長としての自己、自己の延長としての他者 13.社会性3:個がつくる社会、社会がもたらす個の特性
授業の方法
オンライン(リアルタイム)講義による.
成績評価方法
中間レポートと期末レポートによる総合評価.
教科書
特になし.
参考書
講義内で適宜紹介する.
履修上の注意
事前の知識等は問いませんが、内容が単一学問分野ではなく多岐にわたるため、遅刻・欠席は理解が薄れます.