大学院
HOME 大学院 量的調査
過去(2021年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

量的調査

多変量解析の目的とロジックを,実質科学および数学の両面から確認した上で,社会学でよく用いられるものを中心にいくつかの手法を学ぶ.手法の理論的解説と,統計ソフトウェアRによるデータ分析の実習を組み合わせ,最終的にこうした手法を用いた研究論文が執筆できるようになることを目指す.
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21214102
GHS-SC6A01L1
量的調査
金井 雅之
A1 A2
木曜4限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
1. 多変量解析の意義と限界:実質科学の観点から 2. 多変量解析の基本ロジック:数学的観点から 3. 研究論文における分析結果の提示 4. 回帰分析と分散分析 5. 一般線形モデルと交互作用 6. 一般化線形モデル 7. モデルの妥当性の検討 8. マルチレベルモデル (1) 9. マルチレベルモデル (2) 10. イベントヒストリー分析 (1) 11. イベントヒストリー分析 (2) 12. 潜在クラス分析 (1) 13. 潜在クラス分析 (2)
授業の方法
講義およびPCを用いた実習
成績評価方法
授業で学修した分析手法の「演習問題」(学期中複数回出題,50%)と,社会調査データの二次分析による「学期末レポート」(50%)
教科書
金井雅之・小林盾・渡邉大輔,2012,『社会調査の応用』弘文堂.
参考書
尾崎幸謙・川端一光・山田剛史,2018,『Rで学ぶマルチレベルモデル[入門編]――基本モデルの考え方と分析』朝倉書店. 尾崎幸謙・川端一光・山田剛史,2019,『Rで学ぶマルチレベルモデル[実践編]――MPlusによる発展的分析』朝倉書店. Singer, Judith D. and John B. Willett, 2003, Applied Longitudinal Data Analysis: Modeling Change and Event Occurrence, Oxford: Oxford University Press.(菅原ますみ監訳,2014,『縦断データの分析II――イベント生起のモデリング』朝倉書店.) 杉野勇,2017,『入門・社会統計学――2ステップで基礎から[Rで]学ぶ』法律文化社. 太郎丸博,2005,『人文・社会科学のためのカテゴリカル・データ解析入門』ナカニシヤ出版. 片瀬一男・阿部晃士・高橋征仁,2015,『社会統計学ベイシック』ミネルヴァ書房. 片瀬一男・阿部晃士・林雄亮・高橋征仁,2019,『社会統計学アドバンスト』ミネルヴァ書房. Imai, Kosuke, 2017, Quantitative Social Science: An Introduction, Princeton: Princeton University Press.(粕谷祐子・原田勝孝・久保浩樹訳,2018,『社会科学のためのデータ分析入門[上・下]』岩波書店.) 筒井淳也ほか編,2016,『パネルデータの調査と分析・入門』ナカニシヤ出版.
履修上の注意
特になし