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最終更新日:2025年4月21日
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安史の乱後の西域
安史の乱後の西域
「西域」と呼ばれる中国西方の乾燥地帯は,中国王朝にとって遊牧勢力との係争・交流の場であり,また西方の産物・文化・思想をもたらすフロンティアであった。唐朝は積極的にこの西域に進出するも,8世紀中葉の安史の乱の後に西域はその手を離れてゆく。本講義では,安史の乱後の8世紀から11世紀にわたる,西域をめぐるユーラシア東部諸勢力の国際関係や現地のオアシス社会の様子について,近年の研究動向をもとに考察する。また,8~11世紀の中央ユーラシア世界の変動について理解を深め,あわせて当該時代に関してどのような史料が存在するのか,とくに西域への関門となった敦煌やタリム盆地周縁のオアシス地域から発見された文書史料・石窟壁画についてその特徴や研究状況について学ぶ。
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