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最終更新日:2025年4月21日

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安史の乱後の西域

安史の乱後の西域
「西域」と呼ばれる中国西方の乾燥地帯は,中国王朝にとって遊牧勢力との係争・交流の場であり,また西方の産物・文化・思想をもたらすフロンティアであった。唐朝は積極的にこの西域に進出するも,8世紀中葉の安史の乱の後に西域はその手を離れてゆく。本講義では,安史の乱後の8世紀から11世紀にわたる,西域をめぐるユーラシア東部諸勢力の国際関係や現地のオアシス社会の様子について,近年の研究動向をもとに考察する。また,8~11世紀の中央ユーラシア世界の変動について理解を深め,あわせて当該時代に関してどのような史料が存在するのか,とくに西域への関門となった敦煌やタリム盆地周縁のオアシス地域から発見された文書史料・石窟壁画についてその特徴や研究状況について学ぶ。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21212803
GHS-AS6E01L1
安史の乱後の西域
赤木 崇敏
S1 S2
金曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
以下のトピックに沿って授業を進める。授業の進行状況によって,トピックの順番を変更したり,1トピックを複数回に分けたりすることもある。 1.唐前半期の西域経営の概況 2.研究史の整理と史料の状況 3.安史の乱と西域の動向 4.三国鼎立の時代 5.吐蕃支配の終焉 6.ウイグルの西遷とその余波 7.唐滅亡後の西域 8.敦煌王国とシルクロード交流 9.五代・宋の使臣たちの見聞録 10.西天取経僧と巡礼者の往来 11.イスラームの東漸
授業の方法
オンライン形式。授業に関する情報はITC-LMSに掲示する。なお,新型コロナ感染症の動向によって対面に変更することがありうる。
成績評価方法
授業終了後のコメント+レポート
教科書
教科書は特に指定しない。毎回レジュメ・資料を配布する。
参考書
授業中に指示する。
履修上の注意
必ず授業前・授業後に配布レジュメ・資料を確認しておくこと。