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史料の記述と「歴史的事実」-近世の対外関係史料を中心にー

史料の記述から「歴史的事実」へ
この授業では、主に日本史の近世を対象にして過去の文字資料を読み、理解し、歴史資料として利用することについて説明する。
「歴史的事実」として知られている諸事象は、「史料」(歴史資料)の研究を元に構成されたものであり、そのなかで文献(文字史料)について言えば、史料の記述についての研究が中心になるが、それ以外に史料の作成・伝来・紙質なども研究の対象になる。
文化資源の「かたち」「おと」「ことば」に関する思考や研究の上に立脚してその活用と社会への還元をはかるという文化資源専攻の中では、「ことば」に関する研究のひとつとして位置付けることができるだろう。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21205031
GHS-CR6A01L1
史料の記述と「歴史的事実」-近世の対外関係史料を中心にー
鶴田 啓
S1 S2
金曜3限
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教室
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
(数字は回数を示す) 1.はじめに 「歴史的事実」をさぐるとは 2.近世古文書学の概要 3.4.統一政権と対外関係 5.6.キリスト教への対応と「鎖国」 7.8.江戸時代の「転換点」 9.10.「改革」政治の目指したもの 11.12.日本と世界をめぐる言説 13.まとめ
授業の方法
講義形式による。活字もしくは写真版の史料を配付し、どう読むか・注意点は何か・何が言えるか(引き出せるか)について説明する。
成績評価方法
レポート(33%×2)、授業への参加状況(33%)。
教科書
なし。参考文献の例を「参考書」に示す。
参考書
歴史学研究会編『日本史史料3近世』(岩波書店、2006年) 田中健夫編『善隣国宝記・新訂続善隣国宝記』(集英社、1995) 国書刊行会編『通航一覧』(国書刊行会、1912、1922など) 箭内健次編『通航一覧続輯』(清文堂出版、1968-73) 池内敏『竹島問題とは何か』(名古屋大学出版会、2012) 北島万次編『豊臣秀吉朝鮮侵略関係史料集成』(平凡社、2017) 東京大学史料編纂所編『イエズス会日本書翰集』(1990-) 東京大学史料編纂所編『イギリス商館長日記』(1978-) 東京大学史料編纂所編『オランダ商館長日記』(1974-) 東京大学史料編纂所編『幕末外国関係文書』(1910-)
履修上の注意
「くずし字」の読解は求めない。(古文書の体裁や様式を説明するために写真版コピーなどを使用する場合には読みを付ける。) 古文や漢文に慣れていればそれに越したことはない。