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最終更新日:2024年4月22日

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アメリカ南部文学研究 7

南部女性文学演習I
アメリカ南部文学にはすぐれた女性の作家を多く輩出したという特徴があります。アメリカ合衆国にあって独自の経路をたどった南部の歴史を、その場所に故郷をもった女性たちはいったいどのように見ていたのか探ってゆきたいと思います。今学期は19世紀中葉に生まれ、世紀末に筆を折ったKate Chopinの筆を折る原因となった問題作The Awakening (1899)、いわゆる「南部文芸復興期」に先駆けて活躍を始めたEllen Glasgowの代表作Barren Ground (1925)、さらに同復興期の後期を担ったEudora WeltyのDelta Wedding (1946)を取り上げます。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21203454
GHS-EA6D02S2
アメリカ南部文学研究 7
後藤 和彦
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語/英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
以下に示しているのが本来の授業計画です。大学をめぐる環境の好転後は通常方式に戻りたいと思っていますが、対面型の授業を行えない場合、毎週こちらからICT-LMS等を利用し課題を出しますので、それに対し受講者は全員が返答をおこなうという形にしたいと思います。第1回目にあたる5月7日の授業はネット会議ツールZoomを用いる予定です。受講を希望するひとは、下記にあるURLに授業開始にあわせてアクセスしてください。また念の為、授業受講希望者は受講意志のあることを授業開始予定日までに下記あて受講意志を示すメールを送付ください。授業計画の詳細については、授業開始前にはICT-LMSにアップロードいたしますので、そちらをよく注意して下さいね。 ***** 使用するテクストを授業回数で分割し、読み進み読み終わる方式をとります。 第1回 取り上げる作家、作品、授業方法等に関するオリエンテーション 第2回 『目覚め』読解第1回 第3回 『目覚め』読解第2回 第4回 『不毛の大地』読解第1回 第5回 『不毛の大地』読解第2回 第6回 『不毛の大地』読解第3回 第7回 『不毛の大地』読解第4回 第8回 『不毛の大地』読解第5回 第9回 『デルタの結婚式』読解第1回 第10回 『デルタの結婚式』読解第2回 第11回 『デルタの結婚式』読解第3回 第12回 『デルタの結婚式』読解第4回 第13回 授業を振り返り、取り上げた作家・作品に関する見解をまとめる。
授業の方法
上記授業計画に当面のあいだ準ずることといたします。 授業各回ごとに数名の担当者を決めますので、担当を割り当てられたひとびとは、事前に検討を行い、担当箇所に関する重要点などをまとめたハンドアウトを用意し、これをクラス全員にコピー配布します。配布されたハンドアウトに関する担当者の解説を皮切りに、クラス全体で議論を行います。
成績評価方法
上記授業計画が行われている場合は評価の配分をそれに応じて変更いたします。 担当授業におけるプレゼンテーション(40%) 、授業中不定期に課すレスポンスペイパー(20%) 、最終授業時に提出を求める4000字程度のレポート(40%)
教科書
1. Kate Chopin, The Awakening (Norton, 2017). ISBN9780393617313 2. Ellen Glasgow, Barren Ground (A Harvest Book, 1985). ISBN015610685X 上記絶版の場合(Oxford City Press, 2010). ISBN9781789430226 3. Eudora Welty, Delta Wedding (A Harvest Book, 1991). ISBN0156252805
参考書
授業中に適宜指定する。
履修上の注意
取り上げる作家、作品についてあらかじめインターネットなどを利用して下調べをしておいてください。