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最終更新日:2024年4月1日

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近現代タイ経済史研究

近現代タイ経済史研究
本講義は、19世紀後半から現代に至るタイの社会経済変化を、タイの産業構造や貿易構造の変化に焦点をあて、歴史的に検証する。特に、タイの伝統的な主要産品である米に焦点をあて、19世紀後半から現代にいたる、およそ150年にわたる、その生産や輸出の特徴を考察する。あわせて、タイ経済の特徴を、企業研究(ファミリービジネス)、土地制度史研究という視点からも検討する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21202802
GHS-AS6E01L1
近現代タイ経済史研究
宮田 敏之
A1 A2
木曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
(1)タイ政治経済の概況:グローバル化する経済と政治混乱 (2)19世紀後半から20世紀前半のタイ米経済の発展 (3)19世紀後半から20世紀前半のタイ外国貿易:通関統計・関税制度の変遷  (4)19世紀後半シンガポール向けタイ米輸出とシンガポール福建華僑・陳金鐘 (5)戦後アメリカの経済援助とタイ農業:タイ産高級香り米ジャスミン・ライスの「誕生」とその背景 (6)タイの米経済の発展と混乱①:2000年代のタイ米輸出拡大 (7)タイの米経済の発展と混乱②:世界米危機とタイ (8)タイ政治と米政策:籾米担保制度 (9)タイ米と琉球泡盛 (10)タイ企業研究とファミリービジネス①:タイ経済史と企業研究 (11)タイ企業研究とファミリービジネス②:「経営的臨界点」の議論 (12)タイ経済と土地制度:(その1)19世紀後半から20世紀初頭 (13)タイ経済と土地制度:(その2)20世紀前半
授業の方法
講義
成績評価方法
学期末のレポート(60%)、授業終了時に提出するコメント(40%)
教科書
授業プリントを配布する。
参考書
*水島司、加藤博、久保亨、島田竜登編『アジア経済史研究入門』名古屋大学出版会、2015年。 *綾部真雄編著『タイを知るための72章』明石書店、2014年。 *東京外国語大学東南アジア課程編『東南アジアを知るための50章』明石書店、2014年。 *佐藤幸男編『国際政治モノ語り:グローバル政治経済学入門』法律文化社、2011年。 *加納啓良編著『岩波講座東南アジア史 第6巻植民地経済の繁栄と凋落』岩波書店、2001年。
履修上の注意
毎回授業終了時にコメントを提出する。