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最終更新日:2024年4月22日

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トマス・アクィナスの存在論研究

トマス・アクィナスのキリスト教的形而上学
本講義の目的は、13世紀ヨーロッパの神学者であるトマス・アクィナスの著作の体系的な読解を通して、西洋中世哲学についての基本的な理解を得ることにある。とくに、アリストテレス形而上学がキリスト教と出会うことによってどのように受容され変容したかを実例に則してたどり、その哲学的意義について理解を深める。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21190503
GHS-GC6D01L1
トマス・アクィナスの存在論研究
上枝 美典
S1 S2
金曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
基本的に以下のプランに従って講義を進める。ただし講義の進みぐあい、受講者の関心などに対応して順序や同一テーマの回数を変えることがある。 1. 基本的なアリストテレス的存在論の枠組み(2回) 2. アリストテレス的存在論の拡張(3回) 3. 三位一体論における存在の取り扱い(3回) 4. キリスト論における存在の取り扱い(3回) 5. 「存在」のトマス的総合とその意義(2回)
授業の方法
主に『神学大全』の羅和対訳資料を用いてテキストの内容について解説し、受講者の質問やコメントに答え、哲学的問題について議論する。
成績評価方法
質問、討論、コメントなどによる授業への積極的な参加(20点)、最終レポート(1回、80点)。レポートについては到達目標の達成度に基づき評価する。 ・4回以上授業を欠席した場合には、単位を認めない。 ・最終レポートの作成は、最終授業で授業内試験として行う。
教科書
使用しない。
参考書
『トマス・アクィナス 神学大全1、2』山田晶訳(中公クラシックス) 稲垣良典『トマス・アクィナス』(講談社学術文庫) 稲垣良典『トマス・アクィナス「神学大全」』 (講談社選書メチエ)
履修上の注意
講義資料をWEB上に掲載するので、受講者には、各自が所有する情報端末(スマートフォン、タブレット、ノートパソコン等)で資料を読むことが求められる。ただし、情報端末を所持しないなどの理由で、WEB上の資料にアクセスできない受講者には個別に対応する。
その他
関連ホームページは初回授業時に指示する。