大学院
HOME 大学院 科学的生命観と人生論的生命観Ⅳ
過去(2019年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月22日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

科学的生命観と人生論的生命観Ⅳ

科学的生命観と人生論的生命観Ⅳ
 従来の米国型生命倫理学では、そもそも「生命」が何であるかは、ほとんど論じられてこなかった。そこで、科学が「生命」をいかに考えてきたのかを歴史的に考察すべく、18世紀西欧の生理学の代表的な文献(邦訳)を講読する。そして、現代の生命観と対照する。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21190077
GHS-XX6A02S1
科学的生命観と人生論的生命観Ⅳ
小松 美彦
A1 A2
水曜4限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
 グザヴィエ・ビシャ『生と死の生理学研究』、シャルル・ボネ『有機体の考察』(いずれも邦訳、もし余裕があれば『百科全書』の「生命」の項目)を輪読し、討議する。  ただし、これらの翻訳書は製作中であり、開講時に出版されていない場合は、クロード・ベルナール『動植物に共通する生命現象」にテキストを変更する。  
授業の方法
ゼミ形式を採り、テキストを輪読し、議論する。 履修者は、基本的に少なくとも一度は担当部分をレジュメ発表する(発表しなかった者には、期末レポートを課す)。 発表担当は開講ゼミで決定する。
成績評価方法
レジュメ発表と平常点。発表しなかった者には期末レポートを課す。
教科書
『十八世紀叢書Ⅶ 生と死(仮)』(国書刊行会、近刊)。
参考書
川喜田愛郎『近代医学の史的基盤 上下』(岩波書店、1977年)。 C.U.Mスミス『生命観の歴史 上下』八杉龍一訳(岩波書店、1981年)。 廣野喜幸・市野川容孝・林真理編『生命科学の近現代史』(勁草書房、2002年)。 小松美彦「〈いのち〉はいかに理解されるか」(『〈いのち〉はいかに語りうるか』日本学術協力財団、2018年、所収)。 他は授業時に紹介する。
履修上の注意
 昨年度のゼミを基礎に行うが、もちろん新規登録は可能である。昨年度のゼミを履修しなかった者に対しては、開講時に準備作業を指示する。  履修を決めた者は、原則として欠席してはならない。ゼミは学生・院生と教員が形成する時空間だからである。
その他
詳細は開講講義で説明する。また、発表担当を開講講義で決める。履修希望者は開講時に必ず出席すること。