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最終更新日:2024年10月18日
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薬学実務実習I
薬学実務実習I
Practice for Clinical Pharmacy Ⅰ
本実習では、薬効・副作用発現に個人差を生じる原因として特に薬物動態制御因子に焦点を当て、関連する基礎研究、臨床研究の歴史、論理的基盤を学ぶ。また、ヒトを対象とした臨床研究、あるいは遺伝子多型判定に基づいた個別化医療を行う上で必須な手順、遵守ルールについて解説する。以上を踏まえた上で、自身の口腔粘膜よりゲノムを抽出し、薬物代謝酵素などの遺伝子多型をPCR法により判定し、その結果に基づき適切な投与量設計について考察する。
本実習においては、ヘルシンキ宣言を理解し、臨床研究を行う上で必須となる倫理委員会による承認、被験者へのインフォームドコンセント、個人情報保護などの重要なルールを学ぶことを目標とする。また、遺伝子取扱いに関する安全性と倫理について配慮しながら、個別化医療の基礎となるゲノム抽出から遺伝子多型判定までの一連の技術習得、遺伝子多型情報に基づく適切な薬物治療計画の提案法について学ぶことを目標とする。
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