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薬学実務実習I

薬学実務実習I
 本実習では、薬効・副作用発現に個人差を生じる原因として特に薬物動態制御因子に焦点を当て、関連する基礎研究、臨床研究の歴史、論理的基盤を学ぶ。また、ヒトを対象とした臨床研究、あるいは遺伝子多型判定に基づいた個別化医療を行う上で必須な手順、遵守ルールについて解説する。以上を踏まえた上で、自身の口腔粘膜よりゲノムを抽出し、薬物代謝酵素などの遺伝子多型をPCR法により判定し、その結果に基づき適切な投与量設計について考察する。
 本実習においては、ヘルシンキ宣言を理解し、臨床研究を行う上で必須となる倫理委員会による承認、被験者へのインフォームドコンセント、個人情報保護などの重要なルールを学ぶことを目標とする。また、遺伝子取扱いに関する安全性と倫理について配慮しながら、個別化医療の基礎となるゲノム抽出から遺伝子多型判定までの一連の技術習得、遺伝子多型情報に基づく適切な薬物治療計画の提案法について学ぶことを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
1031111
FPH-SH3607P1
薬学実務実習I
鈴木 洋史
A1
集中3限、集中4限 他
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教室
薬学部 南講義室
講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
開講所属
薬学部
授業計画
本実習は、4日間で行う。なお、希望者には早期体験学習として東京大学医学部附属病院の薬剤部の見学会を行う(成績評価対象外)。 1. 学習課題 1-1 個別化医療の現状 1-2 薬物代謝酵素の遺伝子多型と個別化医療 1-3 倫理的課題と同意取得の重要性 1-4 情報管理とコンサルティングの課題 1-5 遺伝子多型判定の原理 2. 実習内容 2-1 薬物代謝酵素遺伝子多型判定実習 2-2 同意取得 2-3 参加者からのサンプル採取 2-4 遺伝子多型の判定 2-5 結果の伝達 2-6 総合的解析
授業の方法
講義および実習
成績評価方法
レポート(50%)、実習態度(50%)
教科書
実習テキストを配布
参考書
実習テキストを配布
履修上の注意
各人が行う実験操作が含まれるため、遅刻のないよう注意すること。
その他
○本授業科目と関連する科目名 等 医療薬学 ○薬学教育モデル・コアカリキュラムとの関連 等 [A基本事項](1)薬剤師の使命、(2)薬剤師に求められる倫理観 [B薬学と社会](1)人と社会に関わる薬剤師 [C6生命現象の基礎](4)生命情報を担う遺伝子 [E1薬の作用と体の変化](1)薬の作用 [F薬学臨床](1)薬学臨床の基礎 ○東大独自の薬学専門教育に相当する内容(コア・カリキュラム以外の特記事項) 学生自身が遺伝子多型判定の被験者になることで、インフォームドコンセント、検体採取、情報開示の一連のプロセスを患者の視点から捉えることが可能となり、臨床研究における法令遵守の重要性の理解が深まると期待される。 ○オフィスアワー 設定しない。事前にメール等で連絡すること。
実務経験と授業科目の関連性
病院薬剤師として勤務している教員が、実務経験を活かして実習指導を行う。