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最終更新日:2025年4月21日

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医薬品情報学

医療・介護の現場(関与者:医療者、患者・家族・介護者、製薬企業、行政など)では、医薬品の適正使用とリスクマネジメントを実践するとともに、市販後の医薬品に関する新たなデータを見出し、育薬に寄与していくことが望まれる。医薬品ライフタイムマネジメントはこの一連のプロセスを指す。この講義では、医薬品ライフタイムマネジメントにおける医薬品情報の重要性を概説するとともに、医薬品情報に関する基本的事項や、市販後の医薬品情報の収集・評価・提供などについて、実例を交えて解説する。さらに、医薬品情報の収集・解析・提供についての演習を行う。これらの講義・演習から、薬物治療に必要な情報を医療・介護チームおよび患者に提供するための基本的知識と技能を修得することを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
1012132
FPH-PH3403L1
医薬品情報学
澤田 康文
S2
金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
薬学部
授業計画
<医薬品開発のセントラルドグマと医薬品情報>  ①医薬品ライフタイムマネジメントと医薬品情報(1)  ②医薬品ライフタイムマネジメントと医薬品情報(2) <医薬品情報の基本的事項>  ③医薬品添付文書、インタビューフォームなどの見方・実際例  ④医療薬学関連文献、新医薬品の審査概要などの見方・実際例 <市販後医薬品情報の収集・評価・提供>  ⑤市販後医薬品情報の収集・評価・提供と実際例(1)  ⑥市販後医薬品情報の収集・評価・提供と実際例(2) <演習>  ⑦医薬品情報の収集・解析・提供の実践
授業の方法
講義・演習
成績評価方法
授業での態度※(40%)およびレポート(60%)で総合的に評価する。 ※出席状況、演習での発表・発言などを評価の対象とする。
教科書
講義スライド等を ITC-LMS で適宜配布します。
参考書
医薬品情報学 第4版補訂版(東京大学出版) 臨床薬物動態学[標準医療薬学](医学書院)
履修上の注意
インターネットに接続可能なモバイル端末(スマートフォン、タブレット、ノートパソコン等)を持参すること。講義中に ITC-LMS のアンケート機能等を利用したり、医薬品情報の検索を演習することがある。
その他
○本授業科目と関連する科目名 等 前期課程: 総合科目「薬学研究の最前線I、II」 後期課程: 生物統計学、医薬品評価学、薬事法・特許法、薬学実務実習IV ○薬学教育モデル・コアカリキュラムとの関連 等 [E3薬物治療に役立つ情報](1)医薬品情報、(2)患者情報、(3)個別化医療 その他、[A基本事項](1)薬剤師の使命、(4)多職種連携協働とチーム医療、[B薬学と社会](4)地域における薬局と薬剤師、など ○東大独自の薬学専門教育に相当する内容(コア・カリキュラム以外の特記事項) 薬学アドバンスト教育ガイドライン(例示)の内容も併せて講義・演習する。 ○オフィスアワー 設定しない。事前にメール等で連絡すること。
実務経験と授業科目の関連性
大学病院薬剤部における勤務経験を有する澤田を非常勤講師として迎え、実務経験を活かして、医療・介護現場における医薬品情報の実態の話題提供をしてもらう。