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最終更新日:2025年4月21日

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創薬科学

創薬科学
製薬企業で成功した研究者を招聘し創薬の実際と将来像について講義する。
これらの講義を通して、入手容易な化合物を出発物質として目的とする医薬品へ化学変換するための有機合成法の基本的知識、生体分子の機能と医薬品の作用を化学構造と関連づけて理解するための基本的知識、代表的な薬物の作用や作用機序、体内での運命に関する基本的知識、適正な薬物治療に参画できるようになるための基本的知識、薬物治療に必要な情報の収集、評価、加工などに関する基本的知識、および医薬品開発と生産の各プロセスについての基本的知識を修得する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
1011301
FPH-PS2601L1
創薬科学
金井 求
A2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
薬学部
授業計画
1.創薬科学の総論と各論 2.創薬研究における有機合成化学 3.企業における創薬研究 4.合成新薬とバイオ新薬の創薬 5.医薬開発の実際と展望 6.抗精神病薬の研究変遷と展望
授業の方法
/Teaching Methods講義
成績評価方法
授業態度(40%)及びレポート(60%)で総合的に評価する。
教科書
プリント教材を適宜配布
参考書
特に無し
履修上の注意
講義では活発な質問を期待したい。
その他
○本授業科目と関連する科目名 等 前期課程: 総合科目(化学薬学概論)「ケミカルバイオロジーⅠ,Ⅱ」、総合科目E(物質・生命)有機反応化学 後期課程: すべての講義と実習 ○薬学教育モデル・コアカリキュラムとの関連 等 ※C-1-1 化学結合と化学物質・生体高分子間相互作用 ※C-1-2 電磁波、放射線 ※[C-1-3 エネルギ-と熱力学 ※C-1-4 反応速度 ※C-2-1 分析方法の基礎 ※C-2-2 溶液の化学平衡と容量分析法 ※C-2-3 定性分析、日本薬局方試験法 ※C-2-4 電磁波を用いる分析法 ※C-2-5 有機化合物の特性に基づく構造解析-原理- ※C-2-6 分離分析法 ※C-2-7 医療現場における分析法 ※C-2-8 生体に用いる分析技術・医療機器 ※C-3-1 物質の基本的性質 ※C-3-2 有機化合物の立体化学 ※C-3-3 有機化合物の基本構造と反応性 ※C-3-4 有機化合物の特性に基づく構造解析 ※C-3-5 無機化合物・錯体 ※C-4-1 医薬品に含まれる官能基の特性 ※C-4-2 生体分子とその反応 ※C-4-3 医薬品のコンポ-ネント ※C-4-4 標的分子に基づく医薬品の分類 ※C-4-5 代表的疾患の治療薬とその作用機序 ※C-5-1 生薬学・天然物化学の基礎 ※C-5-2 天然由来医薬品各論 ※C-6-1 生命の最小単位としての細胞 ※C-6-2 生命情報を担う遺伝子 ※C-6-3 微生物の分類、構造、生活環 ※C-6-4 生命活動を担うタンパク質 ※C-6-5 生体エネルギ-と代謝 ※C-6-6 細胞内情報伝達及び細胞間コミュニケ-ション ※C-6-7 細胞周期と細胞死 ※C-7-1 器官系概論 ※C-7-10 消化器系 ※C-7-11 呼吸器系 ※C-7-12 泌尿器系 ※C-7-2 神経系 ※C-7-3 内分泌系 ※C-7-4 外皮系 ※C-7-5 感覚器系 ※C-7-6 骨格系 ※C-7-7 筋系 ※C-7-8 循環器系 ※C-7-9 リンパ系と免疫 ※D-1-1 薬の作用のメカニズム ※D-1-2 身体の病的変化 ※D-1-3 医薬品の安全性 ※D-2-10 免疫・炎症・アレルギ-系の疾患と治療薬 ※D-2-11 消化器系の疾患と治療薬 ※D-2-16 悪性腫瘍(がん)と治療薬 ※D-2-18 遺伝子治療、移植医療、遺伝子組換え医薬品 ※D-2-5 中枢神経系、精神系の疾患と治療薬 ※D-2-6 代謝系・内分泌系及び骨の疾患と治療薬 ※D-2-8 循環器系の疾患と治療薬 ※D-3-1 医薬品のライフサイクルと医薬品情報 ※D-4-1 薬物の体内動態 ※D-4-2 薬物動態の解析 ※D-5-1 薬物と製剤の性質 ※D-5-2 製剤設計 ※D-5-3 Drug Delivery System(DDS:薬物送達システム) ○東大独自の薬学専門教育に相当する内容(コア・カリキュラム以外の特記事項) 最先端の創薬研究に従事している企業研究者から、研究を進めるにあたっての哲学や苦労話、さらには将来の方向性を紹介していただく。 ○オフィスアワーは設定しない。事前にメール等で連絡すること。
実務経験と授業科目の関連性
製薬企業で成功した研究者を非常勤講師に迎え、創薬の実際と将来像について講義する