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最終更新日:2026年10月16日

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有機化学V

有機化学V/ Organic Chemistry V
本講義では、薬学における有機化学の基礎として、糖類、脂質、ビタミン、補酵素などの生体物質、および医薬品資源としてのポリケチド、アルカロイド、テルペノイドなど多様な天然物の構造、分類、生体機能、生合成およびその研究法について概説する。
これらの講義から、自然界に存在する物質を医薬品として利用するために、代表的な天然物質の起源、特色、臨床応用および天然物質の含有成分の単離、構造、物性、生合成系などについての基本的知識と、それらを活用するための基本的技能を身につける。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
1011152
FPH-SH3005L1
有機化学V
森 貴裕
S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
薬学部
授業計画
1.ビタミン、補酵素類の構造と代謝反応における機能を有機化学的に解説する。 2.天然に存在する糖類の構造、立体化学、化学的性質を解説する。 3.アミノ酸代謝と酵素反応における立体化学(プロキラリティー)について解説する。 4.脂肪酸関連物質の生合成と生体における機能について解説する。 5.一次代謝と二次代謝、天然物の構造による分類、生態系における役割、医薬品の探索源・供給源としての重要性について解説する。 6.二次代謝産物生合成の前駆体、生合成反応および主な生合成経路について解説する 7.酢酸マロン酸経路およびその代謝産物(ポリケチド)について解説する。 8.シキミ酸経路およびその代謝産物(フェニルプロパノイド、フラボノイド)について解説する。 9.メバロン酸経路、非メバロン酸経路およびその代謝産物(テルペノイド、イソプレノイド)について解説する。 10.アミノ酸経路およびその代謝産物(アルカロイド)について解説する。 11.天然有機化合物の単離・精製法、各種スペクトルによる構造決定法について解説する。 12.天然有機化合物の生合成研究法について解説する。 13.植物ホルモン、植物組織培養、植物バイオテクノロジーについて解説する。 14.植物・微生物の二次代謝工学と薬学領域での応用について解説する。
授業の方法
講義
成績評価方法
期末試験またはレポート(100%)
履修上の注意
講義時間中、途中入退室を慎むこと 配布資料等をよく読み予習、復習すること
その他
○本授業科目と関連する科目名 等 前期課程: 総合科目「薬学研究の最前線 I, II」、生命科学 (理 I, II) 後期課程: 天然物化学、薬学実習 II ○薬学教育モデル・コアカリキュラムとの関連 等 C-1-1 化学結合と化学物質・生体高分子間相互作用 C-3-2 有機化合物の立体化学 C-3-3 有機化合物の基本構造と反応性 C-3-4 有機化合物の特性に基づく構造解析 C-4-2 生体分子とその反応 C-5-1 生薬学・天然物化学の基礎 C-5-2 天然由来医薬品各論 C-6-1 生命の最小単位としての細胞 C-6-2 生命情報を担う遺伝子 C-6-3 微生物の分類、構造、生活環 C-6-4 生命活動を担うタンパク質 C-6-5 生体エネルギ-と代謝 D-2-15 感染症と治療薬 ○東大独自の薬学専門教育に相当する内容(コア・カリキュラム以外の特記事項) 重要な事項については、オリジナル論文等の紹介を含めて、どのような実験から新しい概念・発見が導かれたかについても紹介する。 ○オフィスアワー 設定しない。事前にメール等で連絡すること。