学部後期課程
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最終更新日:2025年4月21日

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機能形態学

機能形態学 Physiological Anatomy of Human Body
本講義では、生命体の成り立ちを個体、器官、細胞レベルで理解するために、生命体の構造と機能などに関する基本的事項を解説する。 これらの講義から、ヒトの身体を構成する臓器の名称、形態および体内での位置、役割分担を理解する。また、中枢神経系、体性神経系、自律神経系、骨格と筋肉系、心臓、血管系、呼吸器系、消化器系、肝臓、泌尿器系、生殖器系、内分泌系の機能と形態を説明できるようになる。さらに、神経系の興奮と伝導、シナプスにおける神経伝達、筋収縮機構、ホルモンの作用・分泌機構・関連疾患、血圧の調節機構、尿の生成と調節、消化・吸収の調節機構を理解する。
In this lecture, basic topics related to the structure and function of living organisms will be explained in order to understand how living organisms are formed at the individual, organ, and cellular levels. From these lectures, students will understand the names of the organs that make up the human body, as well as their role in the body. Students will also be able to describe the functions and structures of the central nervous system, somatic nervous system, autonomic nervous system, skeletal and muscular system, heart, vascular system, respiratory system, digestive system, liver, urinary system, reproductive system, and endocrine system. In addition, students will understand excitation and conduction in the nervous system, neurotransmission at the synapse, mechanisms of muscle contraction, mechanisms of hormone action, secretion, mechanisms of blood pressure regulation, urine production and regulation, and mechanisms of digestion and absorption regulation.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
1011126
FPH-SH2204L1
機能形態学
中嶋 悠一朗
A1
木曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
薬学部
授業計画
1、脳の構造と機能1 2、脳の構造と機能2 3、筋肉の構造と機能 4、循環系の構造と機能 5、呼吸器系の構造と機能 6、イオンチャネルとトランスポーター 7、興奮性膜、末梢神経の構造と機能 8、シナプスの構造と機能 9、心臓の構造と機能 10、硬組織の構造と機能 11、腎臓・生殖器系の構造と機能 12、消化管・肝臓の構造と機能 13、内分泌器官の構造と機能
授業の方法
講義(SGDを含む)
成績評価方法
レポート(70%)および授業態度(出席率を含む)(30%)で評価。ただし単位認定にあたっては全7回中出席5回以上を必須とする。
教科書
プリント教材を適宜配布
参考書
シンプル生理学、カラースケッチ生理学、ガイトン生理学、オックスフォード生理学
履修上の注意
バイオサイエンスの基礎を理解してることが望ましい
その他
○薬学教育モデル・コアカリキュラムとの関連 等 C基礎薬学 C―6生命現象の基礎 C-6-1 生命の最小単位としての細胞 C-6-2 生命情報を担う遺伝子 C-6-3 微生物の分類、構造、生活環 C-6-4 生命活動を担うタンパク質 C-6-5 生体エネルギ-と代謝 C-6-6 細胞内情報伝達及び細胞間コミュニケ-ション C-6-7 細胞周期と細胞死 C―7人体の構造と機能及びその調節 C-7-1 器官系概論 C-7-2 神経系 C-7-3 内分泌系 C-7-4 外皮系 C-7-6 骨格系 C-7-7 筋系 C-7-8 循環器系 C-7-9 リンパ系と免疫 C-7-10 消化器系 C-7-11 呼吸器系 C-7-12 泌尿器系 C-7-13 体液 C-7-14 生殖器系 C-7-15 ヒトの発生 D医療薬学 D―1薬物の作用と生体の変化 D-1-1 薬の作用のメカニズム D-1-2 身体の病的変化 D―2薬物治療につながる薬理・病態 D-2-1 自律神経系に作用する薬 D-2-2 鎮痛作用を有する薬物 D-2-3 麻酔薬 D-2-4 運動神経系や骨格筋に作用する薬 D-2-5 中枢神経系、精神系の疾患と治療薬 D-2-6 代謝系・内分泌系及び骨の疾患と治療薬 D-2-7 皮膚・感覚器系の疾患と治療薬 D-2-8 循環器系の疾患と治療薬 D-2-9 血液・造血器系の疾患と治療薬 D-2-10 免疫・炎症・アレルギ-系の疾患と治療薬 D-2-11 消化器系の疾患と治療薬 D-2-12 呼吸器系の疾患と治療薬 D-2-13 泌尿器系の疾患と治療薬 D-2-14 生殖器系の疾患と治療薬 D-2-15 感染症と治療薬 D-2-16 悪性腫瘍(がん)と治療薬 D―4薬の生体内運命 D-4-1 薬物の体内動態 E衛生薬学 E―1健康の維持・増進をはかる公衆衛生 E-1-2 人の健康を脅かす感染症の予防とまん延防止 E―2健康の維持・増進につながる栄養と食品衛生 E-2-2 健康をまもる食品衛生 機能形態学の最新成果に関しては、最近の研究を含めて紹介する。薬学アドバンスト教育ガイドライン(例示)の内容も併せて講義する。 ○東大独自の薬学専門教育に担当する内容(コア・カリキュラム以外の特記事項) 重要な事項については、オリジナル論文等の紹介を含めて、最新の概念や発見についても紹介する。 ○オフィスアワーは設定しないので、事前にメール等で連絡すること。