学部後期課程
HOME 学部後期課程 物理化学II
過去(2024年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2025年4月21日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

物理化学II

物理化学Ⅱ
ミクロな見方(統計物理学)からエントロピーや自由エネルギーなどの熱力学的概念を解説する。さらに、溶液の化学および界面化学を中心に解説する。
これらの講義から、物質の状態および相互変換過程を解析できるようになるために、熱力学の基本的知識と技能を修得する。また、複雑な系における物質の状態および相互変換過程を熱力学に基づき解析できるようになるために、溶液および電気化学に関する基本的知識と技能を修得する。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
1011114
FPH-SH2102L1
物理化学II
角田 誠
A1
木曜2限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
薬学部
授業計画
1.序論:熱力学的な系 孤立系:微視的状態の考え方、エントロピーと温度 2.閉じた系:ボルツマン分布、分配関数、ヘルムホルツの自由エネルギー 3.開いた系:化学ポテンシャルとギブズの自由エネルギー、軌道モデルと分布関数 4.化学平衡と化学反応 5.溶液:標準状態の考え方、理想溶液、疎水性効果 6.電解質溶液:イオン移動度、Debye-Hückelの理論 7.電極と化学電池:イオン選択性電極、Nernstの式
授業の方法
講義
成績評価方法
定期試験(80%)、授業態度(20%)
教科書
プリント教材を適宜配布する。
参考書
「生命薬学テキストシリーズ物理化学(上、下)」共立出版(桐野豊 編) 「基礎薬学 物理化学第2版」廣川書店 (桐野豊 編) 「基礎薬学 物理化学 スタディガイド」廣川書店(桐野豊 編) 「大沢流手づくり統計力学」名古屋大学出版会(大沢文夫 著)など
履修上の注意
特になし
その他
○本授業科目と関連する科目名 等 前期課程: 熱力学 (理科I)、化学熱力学 A(理科II)、化学熱力学 B(理科II) 後期課程: 分析化学Ⅰ、分析化学Ⅱ、生物物理学、薬学実習II ○薬学教育モデル・コアカリキュラムとの関連 等 [C1 物質の物理的性質] (2)物質のエネルギーと平衡、(3)物質の変化 ○東大独自の薬学専門教育に相当する内容(コア・カリキュラム以外の特記事項) 薬学アドバンスト教育ガイドライン(例示)の内容も併せて講義する。 〇オフィスアワー 設定しない。事前にメール等で連絡すること。