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最終更新日:2026年4月20日

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物理化学I

物理化学Ⅰ
薬学における物理化学的概念の整理および思考法の確立を目指す。主として量子力学の基本概念とその応用および電磁波と原子・分子の相互作用に関し、実例を交えて概説する。 これらの講義から、物質を構成する基本単位である原子および分子の性質を理解するために、原子構造、分子構造および化学結合に関する基本的知識と技能を修得する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
1011113
FPH-SH2101L1
物理化学I
竹内 恒
A1
木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
薬学部
授業計画
1.古典力学と量子力学の相違:ミクロの世界でみられる偶然性をとおして古典力学との対比を行う。 2.演算子と物理量:量子力学における物理量の取り扱いを説明する。 3.量子力学における仮定(1):状態関数および状態の重ねあわせに関して説明する。 4.量子力学における仮定(2):力学変数と演算子の対応および量子力学における測定値に関して説明する。 5.演算子と行列の対応:固有値問題に関して説明する。 6.不確定性理論:同時測定可能な測定値と演算子の可換性に関して説明する。 7.1次元のポテンシャル問題:ポテンシャル問題を解き、エネルギーと固有関数の関係を理解する。 8.ベンゼン環の自由電子モデル:ベンゼン環の吸収波長を量子力学的に説明する。 9.摂動法:弱い相互作用を系に取り込む近似法に関し説明する。 10.光の吸収および発光:時間を含んだ摂動法により赤外吸収法などの分光法の基礎を説明する。 11.電子・振動・回転スペクトル:分子の振動、回転のエネルギー状態を量子力学的に記述し、赤外、マイクロ波、紫外可視吸収スペクトルを説明する。 12.屈折率と吸収係数:物質の中を透過する光の速度および強度減少について説明する。 13.平面偏光および円偏光:旋光分散および円2色法の基礎となる円偏光に関して説明する 14.旋光分散および円2色法:光学異方性を示す物質と円偏光の相互作用に関し説明する。 15.旋光分散および円2色法の応用:旋光分散および円2色法の生命科学への応用例を説明する。
授業の方法
講義
成績評価方法
出席とレポート
教科書
プリントもしくはPDFファイルを適宜配布
参考書
プリントもしくはPDFファイルを適宜配布
履修上の注意
なし
その他
○本授業科目と関連する科目名 等 前期課程: 総合科目「薬学研究の最前線 I, II」、生命科学(理Ⅰ、Ⅱ) 後期課程: 物理化学Ⅱ、Ⅲ、生物物理学、構造分子薬学、薬学実習 Ⅲ ○薬学教育モデル・コアカリキュラムとの関連 等 *[C1物質の物理的性質](1) 物質の構造、*[C2化学物質の分析](4)機器を用いる分析法  ○東大独自の薬学専門教育に相当する内容(コア・カリキュラム以外の特記事項) 重要な事項については、オリジナル論文等の紹介を含めて、どのような実験から新しい概念・発見が導かれたかについても紹介する。 ○オフィスアワー:設定しない。事前にメール等で連絡すること。