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最終更新日:2025年4月21日

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教育方法論

教育方法論
[授業の目標]
教育方法学という学問の射程とその方法について概観するとともに、教育方法学の研究対象のなかでも学校教育における「授業」という事象について様々な視点から検討することを通して、学校教育や教室といった制度的な学習の場の特質、社会文化的な状況における子どもの学習のありようと支援の方法、子どもの学習・発達を支援する専門家としての教師の実践を理解することをめざす。具体的には以下の通りである。
1.教育方法学という学問について理解する。
2.学校教育における授業の特質について理解する。
3.授業という営みの特徴、授業の構成要素、授業のデザイン、について理解する。
4.授業における子どもの学習の特徴や支援の方法について理解する。
5.学校や教室とはどのような学習環境であるのか、教師はそこで何をすべきかについて考察する。

[授業の概要]
学校における教師の仕事の中心は授業の構想、実践、省察を通して子どもの学習を支援することである。この授業では、学校における授業の目的、授業の歴史や形態、授業のコミュニケーション、授業のデザインと評価、教師の実践的知識と成長などについて、実践事例や研究事例を検討しながら探究していく。社会的、文化的、制度的な場である教室において、教師や子どもがどう生きているのか、教師の立場からその生をどのように看取ることができるのか、ということを追究していく。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09254105
FED-PP3301L1
教育方法論
藤江 康彦
A1
火曜3限、火曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
①ガイダンス:教育方法学とはどのような学問か ②教室という時空間 ③教室における学習の特徴 ④ディスカッション1 ⑤学習者とは ⑥学習者の声を聴く ⑦ディスカッション2 ⑧授業の成り立ち ⑨授業を準備する ⑩授業をおこなう ⑪授業を評価する ⑫ディスカッション3 ⑬まとめ
授業の方法
講義を中心に、適宜、受講者間のディスカッションを取り入れる。
成績評価方法
定期試験を行わず、平常試験(課題・レポート等)で総合評価する。 「毎回の小課題」(60%)、「最終論述課題」(40%)によって総合的に評価する。ただし、毎回の小課題の提出が全体の3分の2に満たない場合、および最終論述課題が未提出の場合は、原則として評価の対象外とする。
教科書
指定せず、授業中に資料を配付する。
参考書
秋田喜代美・藤江康彦『授業研究と学習過程』(放送大学教育振興会) 秋田喜代美・佐藤学(編著)『新しい時代の教職入門』(有斐閣) 稲垣忠彦・佐藤学『授業研究入門』(岩波書店) 佐藤学『教育方法学』(岩波書店)
履修上の注意
授業は対面で実施するが、出欠確認、資料送付、毎回にミニレポート提出にUTOLを使用するので、UTOLに接続して作業のできる端末を持参すること。
その他
※2018年度以前開講「教育の方法」(担当教員:藤江康彦)と同一内容のため、既に単位を修得している場合は本科目の履修を認めない。