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最終更新日:2025年4月21日

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西洋教育史概説

西洋世界における公教育と科学教育の展開
人は知識を求める存在とされる。だが、学び研究する権利は平等に配分されておらず、学ぶべきとされる内容については時代ごとに価値観の変遷があった。この授業では西洋世界を中心に、過去における教育制度や教育思想の発展経緯を概観する。部分的には諸科学の歴史も扱う。この授業は、受講者が教育史の基礎的な素養を得ること、ならびに文系・理系を問わない学際的な視野を獲得することを目指している。受講生は講義を通じて、教育制度の発展によりいかなる公共性や科学的知識が育まれたのか、またそこから誰が排除されていたのかについて歴史的知識を踏まえた考察ができるようになる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09251101
FED-BT3101L1
西洋教育史概説
隠岐 さや香
A1 A2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
1. 西洋教育史とは 2. 古代ギリシアとローマにおける教育と学問 3. 西洋中世の教育 4. ルネサンス・宗教改革と教育 5.「科学革命」と教育・研究 7. 産業革命と啓蒙思想 8. 近代公教育の形成(1)世俗化と子どもへのまなざし 9. 近代公教育の形成(2)市民教育と専門教育 10. 近代国家と国民教育 11.新教育運動の展開 12.第二次世界大戦後の教育——多様性・包摂 13.総合討論
授業の方法
多くの回は講義形式で行うが、一部で課題を踏まえたディスカッションも行う
成績評価方法
平常点(ディスカッション参加と課題提出)が60%、期末レポートが40%とする
教科書
教員が適宜教材を配布する
参考書
授業時の各回に参考文献を提示するが、全体を通じての参考書は下記の通り。 岩下誠・三時眞貴子・倉石一郎・姉川雄大『問いからはじめる教育史』有斐閣ストゥディア、2020年。 吉田武男監修・尾上雅信編著『西洋教育史』ミネルヴァ書房、2018年。 眞壁宏幹編『西洋教育思想史』慶應義塾大学出版会、2016年。 塚原東吾・綾部広則・藤垣裕子・柿原泰・多久和理実編著『よくわかる現代科学技術史・STS』ミネルヴァ書房、2022年 John L. Rury & Eileen H. Tamura eds., Oxford Handbook of the History of Education, Oxford University Press, 2019. https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/*****
履修上の注意
特にない
その他
重要なことは適宜ITC-LMSで掲示する