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最終更新日:2024年4月22日

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重度障害者の地域生活から学ぶ障害の社会モデル

【授業の概要】「障害」とは何か考えたことはあるだろうか?この授業はALSなどの難病により重度の障害がある当事者や彼らを支える人々との講義や体験を通して,障害について考え,自分ができることを考える授業である.
【授業の到達目標】目標は重度障害当事者の地域生活や,障害のモデル(考え方)について学び,障害について自分事として考えることである.また、長期的には地域の医療,福祉,教育の充実に貢献できる人材としての態度形成を目指すことが望ましい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09249919
FED-IE3602L1
重度障害者の地域生活から学ぶ障害の社会モデル
小国 喜弘
W
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
本授業は2日間の講義と2日間の体験により構成されている. 1日目 重度障害当事者が生きていくこと,暮らし(重度障害当事者や専門職による講義) 2日目・3日目 地域で暮らす重度障害当事者の生活の見学・体験(1日6時間程度) 4日目 見学・体験での経験や学びの共有 ・「障害の医学モデル」「障害の社会モデル」(重度障害当事者による講義) ・自らの経験や,講義及び見学・体験を通しての学びを振り返り「障害とは何か」を考える(学生同士,障害当事者講師、有識者との意見交換) ・インクルーシブ社会の実現についての考察
授業の方法
1日目:講義・グループワーク 2日目・3日目:当事者宅での介助見学・体験 4日目:講義・グループワーク なお、本講義では実習費用として約5千円を徴収する。
成績評価方法
授業への参加状況
教科書
教科書は授業時に配布する。
参考書
・岡部宏生(2023) 境を越えてPart1 このまま死ねるか!?. ぶどう社ISBN-10 :‎4892402559 ・海老原宏美(2019) わたしが障害者じゃなくなる日 〜難病で動けなくてもふつうに生きられる世の中のつくりかた. 旬報社 ISBN-10 : 4845115891
履修上の注意
予習として以下の動画を視聴することを推奨する。 ①https://youtu.be/***** 境を越えて - Beyond the awareness gaps ALS当事者の岡部宏生のある1日を描いたショートムービー  ②https://youtu.be/***** SUNFLOWER -Living with ALS- ALS当事者の酒井ひとみさんと家族、ヘルパーへのインタビュー   ③https://youtu.be/***** あなたと僕を生きる(学食リメイク) ALS患者岡部宏生とそのヘルパーの生活  ④https://youtu.be/***** あるALS当事者のもとで働く重度訪問介護の介助者の日常 介助者に焦点を当てて当事者の日々の生活を描いた動画
その他
履修希望者が20人を超えた場合、履修者の選考を行う。そのため結果として、履修できない場合があり得ることに注意すること。
実務経験と授業科目の関連性
重度障害当事者やその生活を支援している医療福祉に関する専門職などをゲストスピーカーとして迎え、実務経験を活かして講義する。 重度障害当事者が生活している現場において、当事者とのコミュニケーションや介助体験をする。