学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年10月18日
授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。
インクルーシブ社会のための実践知
インクルーシブ社会のための実践知
多様な差異を持つ人々が包摂される社会を実現することは、現代の重要な社会的課題となっている。また近年では、多様性=ダイバーシティ(性別、年齢、言語、身体特性等)の尊重のみならず、包摂性=インクルージョン(所属感覚、差異の尊重、民主的な意思決定等)の向上が重要であることが注目されるようになった。ただし、多様性の向上は必ずしも包摂性の向上を伴うとは限らず、また、多様な属性の差異によって包摂性の度合いにギャップが生じていることも指摘されている。こうした乖離を埋めるための実践として、ジェンダーやエスニシティに関わる意識的・無意識的な偏見の解消、障害のある人の参加機会を保障する「合理的配慮」や「バリアフリー」等、学校、企業、行政機関等様々な現場で、様々な取り組みが施行/試行されている。この授業では、集団や組織の「インクルーシブネス」を可視化する方法や「インクルーシビティ」を高める実践手法等を紹介し、その実施過程に潜む課題や問題点について議論する。
MIMA Search