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最終更新日:2024年4月22日

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数学科教育法(基礎)

数学科教育法(基礎)
中学校・高等学校における数学科の授業を行うために必要な指導力を培う。特に中等教育前期(中学校)の教材研究に重点を置く。戦後における学習指導要領の変遷を学び、現行学習指導要領を理解し、具体的な学習内容を理解できることを目標にする。「良い授業とは」を問うことで、望ましい授業観・指導観を育成し、「日本一の授業名人の先生」になることを目標とする。そのために、各領域で指導されている内容を把握し、学習指導案の作成を行い、評価についても講義する。教材研究のあり方や問題解決型授業の実践例を与え、グループ活動などを行いながら講義を進める。数学体験館での体験も行う予定である。授業・教材におけるICTの利活用についても講義する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09249109
FED-IE2601L1
数学科教育法(基礎)
加々美 勝久
S2
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
第1回:オリエンテーション 第2回:学習指導要領の変遷 第3回:教材研究(数量領域「数と式①」) 第4回:教材研究(数量領域「数と式②」) 第5回:教材研究(図形領域①図形の見方) 第6回:教材研究(図形領域②ユークリッド空間) 第7回:教材研究(図形領域③) 第8回:教材研究(関数・解析領域.数学的な見方・考え方) 第9回:教材研究(データの活用・確率) 第10回:学習指導案について 第11回:数学体験館見学(予定) 第12回:デジタル教科書の実際 第13回:ICTの活用 第14回:到達度確認課題 詳細はオリエンテーションで伝えます。
授業の方法
講義とグループ活動・作業的活動を行う。 アクティブラーニングを基本とする。
成績評価方法
平常点および小論文課題と筆記テストを行い、評価する。 学習指導案の作成・提出は必須である。
教科書
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 数学編(平成29年7月) ※授業開始時までに各自購入しておいてください。
参考書
若い先生に伝える仲田紀夫の算数/数学授業術 仲田紀夫著 黎明書房 ”疑問”に即座に答える算数・数学学習小事(辞)典 仲田紀夫著 黎明書房 小学校学習指導要領(平成29年3月告示)解説算数編 (平成29年7月) 中学校学習指導要領(平成29年3月告示) 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 数学・理数編(平成30年7月) その他は授業中に紹介します。
履修上の注意
算数・数学科教育への関心が高いことが望ましい。講義の連続性があるので、講義に出席することを前提にします。 授業開始29分までは遅刻としますが、それ以降は入室は認めるが欠席扱いとなります。 講義回数(14回)の4分の3以上(11回以上)の出席を履修条件とします
その他
【履修上の注意】 ※集中講義の授業日程および教室はHPを参照のこと 学生支援チームHP>時間割>学部(集中講義) http://www.p.u-tokyo.ac.jp/*****
実務経験と授業科目の関連性
中学校および高等学校の数学教師としての勤務経験を有する教員が実務経験を活かして数学科教育法について講義する。