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最終更新日:2024年4月22日

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情報・資料分析論演習

標準的な統計学や調査法演習の一歩手前(といっても内容的に手前なのではなく認識の問題を扱うと言う意味で)として、データのかたちと形式化、図示、データの背後に世界を想定するとはどういうことか、それに対してどのようなデータをどのように捉えることができるか、を学びます。標準的な統計の用語では、記述統計・探索的データ解析・推測統計の基本的枠組みを理解するところまでをカバーします。実習には、フリーの統計解析・データ解析ソフトであるR(アール)を用います。データのかたちを把握し、そこから解釈の枠組みへと思考実験的に遡ること、その解釈の枠組みに従ってデータを取扱い処理すること、の2方向へと話を展開します。量的な分析としては、統計分析の基本をデータのかたちを中心に考えることになります。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09248006
FED-PP2302S3
情報・資料分析論演習
宮田 玲
A1 A2
木曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
1 導入 2 Rの基本:値のタイプとデータのかたち 3 Rの基本:関数の利用とグラフの基本 4 量的データの分類とデータの整理、位置の尺度とちらばりの尺度 5~7 探索的なデータの解析と可視化 8~10 推測統計(区間推定と検定の考え方) 11 相関と回帰 12〜13:総合演習
授業の方法
説明と議論・実習・課題を組み合わせて進めます。
成績評価方法
授業参加度(質問等)20%、演習課題(宿題含む)40%、授業内小テスト40%
教科書
使いません。
参考書
関連する参考図書として南風原朝和『心理統計学の基礎』(有斐閣)、ホーエル『初等統計学』培風館、柳井晴夫他『やさしい統計入門』(講談社ブルーバックス)などがあります。
履修上の注意
実習でコンピュータを使います。