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最終更新日:2024年4月22日

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ダイバーシティ・インクルージョン概論

(本講義は、昨年度まで「バリア・スタディーズ」という名称でした)
障害者・女性・性的マイノリティ・外国にルーツを持つ人々等、多様な背景や特性を持つ人々の包摂(ダイバーシティ・インクルージョン)の必要性が社会的な関心事となっている。一方で、現実に目を向ければ、多様性の包摂は道半ばであるばかりでなく、ヘイトやバックラッシュ等、差異や多様性をめぐる分断や格差が先鋭化する状況すら顕在化している。こうした「理念」と「現実」とのギャップを的確に分析し、それを架橋するための方略を探究する知性が、多様性を包摂する社会に生きる私たちには求められている。本授業では、マジョリティ中心に形成された環境・制度・規範等がマイノリティを周縁化するメカニズムに着目しつつ、様々な専門性を有する教員の講義を通じて、多様性が活きる社会を実現するための視点や実践的知見を提供する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09245413
FED-DS3504L1
ダイバーシティ・インクルージョン概論
星加 良司
S1 S2
金曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
第1回(4/5) ガイダンス 第2回(4/19) インクルーシブ教育とは(小国) 第3回(4/26) インクルーシブ教育とICT(近藤) 第4回(5/10) 多様性社会実現のためのパラリンピックの意義 (河合(野崎)) 第5回(5/24) 身体機能の障害に立ち向かう科学技術(野崎) 第6回(5/31) 思春期の多様な自己実現を可能にする心の健康とメンタルヘルスリテラシー(東郷) 第7回(6/7) ナラティヴと障害(能智) 第8回(6/14) 解釈的正義と当事者研究(熊谷) 第9回(6/21) 移民の子どもから考える日本社会の多様性(額賀) 第10回(6/28)  DIと障害学(星加) 第11回(7/5) DIとクイア・アクティヴィズム(飯野) 第12回(7/12) クィア理論と障害学を架橋する(飯野) 第13回(7/19) 「多様性理解」とは何か(星加)
授業の方法
この授業は、ガイダンスも含めてオンラインで行います。初回から、時間までにzoomにアクセスするようにしてください。 zoomには氏名を記入して入室してください。途中で接続できなくなったときなどは再度接続するようにしてください。
成績評価方法
毎回の講義に対するリアクションペーパーを中心に、各担当教員から随時提示される課題への評価を加味して総合評価を行います。リアクションペーパーについては、オンライン講義の最後の10分に、ITC-LMSを用いて入力して貰う予定です。あまりに短い文章(例えば30字以内)は、0点とすることがあります。およそ200字前後を目安として、自らの考えをしっかりとまとめる機会として用いてください。提出は、当日内に御願いします。
教科書
特になし
参考書
授業時に指示する。
履修上の注意
zoomの参加URLについては、現在のところ、この講義に固定されたURLとなっていますが、変更する可能性がありますので、毎回確認をするようにしてください。 インターネットにうまくつながらない場合、事情により時間内で接続できなかった場合のために、講義を録画しています。その場合は、、下記のアドレスにご連絡ください。また通信環境が整わない方は、整った段階でお知らせください。 バリアフリー教育開発研究センター バリア・スタディーズ担当 *****