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最終更新日:2024年10月18日

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認知カウンセリングの技法と応用Ⅱ

認知カウンセリングの技法と応用Ⅱ
心理学を生かした実践的研究活動である,「認知カウンセリング」や,その応用について学ぶ授業である。認知カウンセリングとは,一言でいえば人間の知的な問題(例,「〜が覚えられない」「時間をかけていても,問題が解けるようにならない」「やる気がでない」)を抱えたクライエントに対して,心理学を生かしながら自立支援を行う活動である。こうした活動を通じて,心理学の有用性を知るとともに,心理学の限界にも気づくことになり,新たな研究の立ち上げにもつながることが期待できる。こうした認知カウンセリングは,貧困家庭の子どもの支援や文京区教育センターと連携した事業などで活用されている。本授業では,これらの基本的な技法や考え方,実際の支援のあり方について,座学のみならずロールプレイなども通じて体験し,学んでもらう。さらに,こうした個別学習支援の発想を,集団指導に応用していく方法についても学んでいく。

なお,後期に文京区教育センターや貧困家庭支援の施設で実習を行いたい場合には,Aセメスターで本授業と接続する「教育認知科学実践演習」もあわせて受講されたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09245405
FED-DS3404L1
認知カウンセリングの技法と応用Ⅱ
植阪 友理
S1 S2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
初回:ガイダンス(第1回) S1セメスター(第2回〜6回) 認知カウンセリングの基本的技法を座学および体験型ワークショップで学ぶとともに、具体的なケース検討会を行う。 S2セメスター(第7回〜12回) 認知カウンセリングの発想をいかした一斉指導のあり方について、座学と体験型ワークショップなどで学ぶとともに、実際の授業のビデオを見ながら議論を行う。 最終回:まとめ(第13回)
授業の方法
対面、毎回の授業で座学およびグループワークを実施。
成績評価方法
授業への出席に関連する評価と、最終レポートを組み合わせて総合的に判断する。授業への出席に関連する評価の中身は、毎回のグループワークの様子や、授業後に提出を求める「振り返りシート」,最終レポートを含む諸課題等の提出状況から、総合的に判断する。
教科書
適宜指示する。
参考書
関係する資料を以下にアップする:https://www.dropbox.com/*****
履修上の注意
Aセメスターにおいて、教育認知科学実践演習において認知カウンセリングの実習を、文京区教育センターもしくは貧困家庭支援の実践現場で体験したい場合には、この授業を履修するを推奨する。
その他
授業に関する連絡は、Slackを通じて行う。このため、初回の授業で手続きを行うこと。