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最終更新日:2024年10月18日
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教育認知科学実践演習Ⅱ
教育認知科学実践演習Ⅱ
心理学を生かした実践的研究活動である,「認知カウンセリング」や,その応用について学ぶ授業である。認知カウンセリングとは,一言でいえば人間の知的な問題(例,「〜が覚えられない」「時間をかけていても,問題が解けるようにならない」「やる気がでない」)を抱えたクライエントに対して,心理学を生かしながら自立支援を行う活動である。自己調整学習などの知見も活用しながら学習者の自立を促している。
こうした活動を通じて,心理学の有用性を知るとともに,心理学の限界にも気づくことになり,新たな研究の立ち上げにもつながることが期待できる。こうした認知カウンセリングは,貧困家庭の子どもの支援や文京区教育センターと連携した事業などで活用されている。
本授業では,実際に文京区教育センターや貧困家庭支援の施設と連携し,実際に相談にくる小中学生に対して認知カウンセリングを行う。参加者は,基本的にはは事前にSセメスターで「認知カウンセリングの技法と応用」を受講することが望ましいが、受講していない学生についても授業を取れるように配慮する。
おお,診断初期,中期にその様子を報告し,参加者同士で議論する機会を設ける。最終的には,文京区教育センターや貧困家庭支援施設での最終発表を行い,その指導をめぐって議論する場を設ける。
実践の性質上,15~20名程度を上限とする。
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