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最終更新日:2024年4月22日

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比較教育行政論

韓国における教育制度・政策について学び、その背景や日本との異同について考察することにより、日本の政策について他面的な理解ができるようになることを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09242406
FED-SS3304L1
比較教育行政論
小島 優生
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
以下の内容をそれぞれ2回ずつの講義で実施する。(最後の高等教育は1回のみ) 1. 韓国教育の歴史と伝統では、韓国の教育熱の源泉としてしばしば言及される儒教教育や、科挙、その後の近代化以降と植民地支配、米軍政、軍事独裁政権、民主化の時代のそれぞれ教育について概観する。 2. 教育行財政制度では、大統領制度を中心として教育政策決定の関与者、地方教育制度、それらに関わる保護者たちなどのステークホルダーについて扱う。 3. 修学前から高校までの教育では、学校の仕組みやカリキュラム、90年代以降増加する多様な高校について検討する。 4. 学校生活・文化の所では、高校生の生活やそれを取り巻く学校暴力や生徒たちの人権に関わっての動きを扱う。具体的には学校暴力予防法や、神保教育館らが制定した生徒人権条例等を扱う。 5. 教師では、教職の世界的な状況や働き方改革などまた、キャリアアップ等について検討する。 6. 学びの機会の保障では、①特別なニーズへの対応や、②学校の多文化、③オルタナティブスクールなどが検討される 7. 最後の高等教育では 変化しつつある大学入試や私教育等について扱う。
授業の方法
上の授業計画にも記載してあるが、1つのテーマを2回の講義で完結する形で実施する。 1回目:講義の後、リアクションペーパーに質問・意見 2回目:リアクションペーパーの紹介・補足、短時間の講義、数名の学生から「話題提供」・討論
成績評価方法
話題提供30%(1回は必須)、レポート60%、リアクションペーパー・積極的な発言など授業への貢献10%
教科書
『現代韓国の教育を知るー隣国から未来を学ぶ』明石書店
参考書
随時提示する予定
履修上の注意
準備学習:テキストを一読すること 事後学習:リアクションペーパー、話題提供の準備