授業で中心的に取り上げる文献のうち、書籍として出版されているものを以下に挙げる(おそらく手に入りにくいものもある)。
エミール・デュルケーム,1897=1985,『自殺論』中公文庫.ルース・ベネディクト,1946=1948,『菊と刀:日本文化の型』講談社学術文庫.ジェームズ・アベグレン,1958=2004,『日本の経営<新訳版>』日本経済新聞社.中根千枝,1967,『タテ社会の人間関係:単一社会の理論』講談社現代新書.ウォルター・ワラス,1971=2018,『科学論理の社会学:「ワラスの輪」というモデル』ミネルヴァ書房.ロナルド・ドーア,1973=1993,『イギリスの工場・日本の工場:労使関係の比較社会学(上・下)』ちくま学芸文庫.ウィリアム・カミングス,1980=1981,『ニッポンの学校:観察してわかったその優秀性』サイマル出版会.杉本良夫・ロス・マオア,1982,『日本人は「日本的」か?』東洋経済新報社.トーマス・ローレン,1983=1988,『日本の高校:成功と代償』サイマル出版会.中村高康・藤田武志・有田伸編,2002,『学歴・選抜・学校の比較社会学:教育からみる日本と韓国』東洋館出版社.陳光興,2010=2011,『脱帝国:方法としてのアジア』以文社.多喜弘文,2020,『学校教育と不平等の比較社会学』ミネルヴァ書房.メアリーブリントン,2022,『縛られる日本人――人口減少をもたらす「規範」を打ち破れるか』中公新書.