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最終更新日:2024年10月1日

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身体性と創造性

身体性と創造性
この授業では,心理学論文のレビュー・ペアワークと、芸術表現の実践体験を通し、我々の身体と思考/創造性との関連に関する知識・理解を獲得する。心理学論文のレビュー・ペアワークに関しては、身体と思考・創造性との関連を検討した心理学論文を学生がレビューし、ペアとなりその内容を全体に共有し、上記の関連に関する概念的な理解を深める。芸術表現の実践体験に関しては、例えば、ダンスや音楽制作を通して記号や概念のイメージを深める体験に取り組み、我々の身体がいかに思考・創造性に影響を与え、また思考・創造性が身体に影響を与えうるか、その関連の理解を経験的に深めていく。以上の概念的・経験的活動双方から身体と思考/創造性の理解を深め、その理解を最後に発表・共有することが求められる。以上の異なる体験の活動を通し、身体と思考/創造性に関する包括的理解を深めると共に,芸術表現に関する心理学的知見を得ることを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09235305
FED-DS3403S1
身体性と創造性
清水 大地
A1
集中
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
全3回の授業 ・第1回 オリエンテーション、ペアによる論文レビュー・発表、表現の実践体験(音楽制作)、ディスカッション (11/1(水)1~5限、以下全て赤門総合研究棟A200での実施) ・第2回 ペアによる論文レビュー・発表、表現の実践体験(ダンス、セッション)、ディスカッション (11/21(火)1~5限) ・第3回 グループでの発表・ディスカッション、総括(11/27(月)3~5限)
授業の方法
身体と思考/創造との関連を取り上げた心理学論文のレビュー・発表・ディスカッションを通して上記の関連についての概念的理解を深める。加えて、身体と思考/創造とが深く結びついた芸術表現体験への主体的な参加・共有・ディスカッションを通して上記の関連についての経験的・演習的理解を深める。受講生は上記の発表やディスカッションへの活発な参加が求められる。
成績評価方法
最終発表ならびに通常授業の出席・積極的な参加・発表とディスカッションを重視して評価を付ける。
教科書
資料は逐次配布する。
参考書
「創造的認知」 ロナルド・A.フィンケ、トーマス・B.ウォード、森北出版 「知の創生―身体性認知科学への招待」ロルフ・ファイファー、クリスチャン・シャイアー、共立出版
履修上の注意
発表・ディスカッション・実践を伴う授業であるため、履修希望者は必ず出席して授業に参加すること。なお実践を伴う授業の性質上、受講希望者が多い場合は何らかの形で人数制限をする可能性がある。
その他
心理学論文を読んだことがある人・ない人、表現(ダンス・音楽等)を行ったことがある人・ない人といった経験の有無は全く問いません。論文を読んだ経験や表現の経験がある人は本授業を含む今までの体験が、無い人は本授業で初めて経験する体験がいかなるものであるのか、それ自体を深く考え、周囲の方と共有してみましょう。それらを通して理解・解釈が深まっていく豊かな過程を体験して欲しいと考えています。 持参物: 仔細は授業回ごとに指示。論文を読む・発表する作業が可能なPC等の個人端末(論文レビュー・発表・ディスカッションの回)、動きやすい服装