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最終更新日:2024年10月1日

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探究学習の方法

探究学習の方法
【目標】この授業は、司書教諭資格取得のための科目「学習指導と学校図書館」に位置づけられている。そのため、学校図書館の機能を生かした探究学習について理解することが主たる目標である。探究学習の方法のみを取り扱う授業ではないことに注意されたい。
【概要】学校図書館が,学校の内外で行われる教育活動にどのように関わり、児童・生徒の学びをいかに支援するのかについて講義する。学校図書館は、単に読書材を提供する場ではない。司書教諭は教科教員と連携して、授業計画を立て、チームティーチングによる指導を実践する必要がある。また児童・生徒の学びを支援するための情報環境を作り、それらが効果的に利用されるようさまざまなサービスを提供しなければならない。教育課程の展開に寄与する学校図書館のあり方を踏まえた上で,学校図書館を活用した探究学習の方法について学び、学生自らが「学校図書館を活用した授業」の指導案を作成する。指導案作成にあたっては,探究学習や情報利用に関する理論モデルを踏まえる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09232419
FED-SS3304L1
探究学習の方法
庭井 史絵
S2
金曜1限、金曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
1.学校教育に必要な資料と学校図書館メディア 2.探究学習のプロセス 3.学校図書館を活用した学びのプロセス①テーマを決める 4.学校図書館を活用した学びのプロセス②問いをつくる 5.学校図書館を活用した学びのプロセス③情報を収集する(本の探し方と使い方の指導) 6.学習のための学校図書館コレクション(図書館演習) 7.学校図書館を活用した学びのプロセス④情報を収集する(図書館演習) 8.学校図書館を活用した学びのプロセス⑤情報を収集する(インターネットとDB) 9.学校図書館を活用した学びのプロセス⑥情報を整理分析する 10.学校図書館を活用した学びのプロセス⑦情報を使った書き方 11.学校図書館を活用した授業の設計①(指導案の作成) 12.学校図書館を活用した授業の設計②(模擬授業) 13.学校図書館を活用した授業の設計③(相互評価)
授業の方法
講義と、学生自身による「学校図書館を利用した授業」の事例調査,情報源の選択とリスト化,教材作成,指導案作成,模擬授業を演習として行い,成果の共有と相互評価を行う。公共図書館,あるいは大学図書館での実習を行う。必要に応じて,オンラインデータベースの検索,Youtubeの動画の視聴,Webサイト参照を指示するので,インターネット環境が必要になる。
成績評価方法
授業内の課題によって評価する。具体的には,「学校図書館を活用した授業実践例」の調査調査・報告(20%)、情報源リスト作成(20%),「学校図書館を利用した授業」の指導案と教材作成(20%),模擬授業(20%),これらの課題における相互評価への貢献度(20%)による。授業を欠席した場合は(公欠を含む),自分で教科書や配布資料を読んだうえで課題に取り組んで提出すること(欠席に対する特別な課題は出さない)。
教科書
「探究学校図書館学」編集委員会編著,学習指導と学校図書館(探究学校図書館学3),全国学校図書館協議会(2020),978-4-7933-2276-1
参考書
授業中に紹介する。
履修上の注意
★学校図書館司書教諭資格取得のための科目「学習指導と学校図書館」の位置付けである。そのため、授業の内容は学校図書館と学習指導について扱う。その点を良く理解したうえで履修すること。★児童青少年向きの図書を利用するため,1日(2授業分)を近隣の公共図書館で実習を行うことを予定している。